じるのは快楽だけ》黒く染まる快楽

今でも夢のように思ってしまう。

これが現実だなんて考えたくもない。

あれから疲れて眠ってしまった。

目覚めてじたのは絶と恐怖。

いつになれば終わるのかという答えなき疑問。

手足は拘束されてなく、に違和は特にない。

気になるのは、拘束されていた手首がし痛いことぐらいだ。

この部屋に連れてこられてどれほど時間が経ったのかわからない。

一回も食べを口に運んでない。

水も飲んでいない。

このままでは弱って死んでしまうだろう。

犯人は何を考えているのか。

なぜ俺なのだろう。

犯人に何か恨みを買うようなことをしてしまったのどろうか。

なぜあんなことをするのだろう。

どんなに考えても答えは出ない。

ふと、この白い部屋で唯一存在を主張している黒いドアに近ずく。

耳をドアにつけて外で音がしないか確かめる。

人の気配はない。

ドアノブにれる。

ひんやりと冷たい。

この扉が開いたとして外に出られるわけではない。

外に出られるドアにたどり著く前に犯人にあったらどうなるか。

犯人がどんな奴か分からない。

今ここに警察がこないのを考えると犯人は頭が切れるのだと考えた方がいいだろう。

連れてこられたときの記憶がないのだから、今ここが日本なのかすら分からない。

もし逃げられて警察に駆け込んだとしても犯人の顔を見ていないのだから、監されていた場所ぐらいしか伝えられることがない。

そんなことを考えながらドアノブを回した。

どんなにこの行が愚かなことなのかわかっていても、この白い部屋にいるのは耐えられなかった。

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