じるのは快楽だけ》生理的快楽

ん…

なんか背中がらかい?

ゆっくりと目を開けると白い天井が目にる。

今自分がどうなっているか確認するために背を起こす。

肩から布団がズレ落ちる。

ふわふわの地面はベッドだった。

する。

さっき犯人に薬品のようなもので眠らされてから一何があったのだろう。

今までこの部屋には何もなかったはずだ。

他に変わったことはないか確認するために部屋を見回すと簡易トイレらしきものがあった。

それを見てずっとトイレに行っていなかったな、と思った。

そんなことを考えてしまって急激に尿意が襲って來た。

誰もいないからといってこんな大っぴらなところで致すのは抵抗がある。

考えている間もだんだんと尿意が強くなる。

選択肢は限られている。

犯人がこの部屋に來るのを待ってトイレまで連れて行ってもらう。

このベットの上でらす。

この部屋の簡易トイレ。

この三つしかない。

一つ目は犯人がいつ來るのかわからないのにずっと待っていられないし、犯人が部屋の外のトイレに連れて行ってくれる可能は極めてないだろう。というか連れて行かないためにこの部屋にトイレを置いたのだろうから。

二つ目は絶対に嫌。

殘された三つ目しかない。

仕方ないのか。

恥ずかしがってもしょうがない。

だれかに見られているわけでもないし

監視カメラがあるわけでも…

頭の中に映像が流れる。

バッと天井の隅を見ると小さく白い何かがあった。

あ、れは

が熱くなり頰が赤く染まる。

今までの全部…

恥ずかしすぎる。

いや、もう、死んじゃうかも。

し時間が経つとその恥ずかしさも治まって來た。

が、その分さっきよりも強い尿意が襲って來る。

このままではらしてしまう。

本當にもう…

急いで簡易トイレの方に向かう。

腳が重い。

こんなことってないだろ。

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