勉強會をしてから2週間後の期末テストでは、多分間違えだらけだろうがそれなりの點數は、取れててしい。

超苦手の數學は、早川が教えてくれたためなんとも言えない點數だろうなぁとは、思う。

しかし、一學期の績が1を取らない限り良きというものだ。

夏休みまであと１週間だ。

「お兄ちゃん何やってるの？」

「あ、いや、早川さんが夏休みの花火大會のことでちょっと聞かれてな 」

「 えっ？お兄ちゃん行くの？いいなぁ私験生だから部活ももうすぐ終わるしお母さんには、『勉強しないとお兄ちゃんの學校行けなくなるよ』とか言われた」

お母さんの真似をするを見て呆れた。

「でもなんで月山高校なの？お前ならもっと上に行けるだろ？ 」

「そ、それは、ほ、ほら私ってもう一個上の高校に行くと落ちるかもしれないって先生に言われたから」

顔を真っ赤に染め上げ焦りながら言った。

「そっか。いやぁ〜でもお前なら行けると思うけどなぁ 。まぁいいや先生が言うなら月山でもいいけど部活まだやるのか？」

「 もうしない」

「もうしないのか。なら推薦じゃなくて一般でけるんだな 」

「そーなんだけどさ、あんまり験のこと言われるアレなんだよね 」

彌

まぁ俺が験ける時もあんまりうわれたくなかったし気持ちは、分かるけどな。

やる気のなさそうな顔をしているをほっといて今は、ただただ計畫を考えていた。

「てかお兄ちゃん花火大會行くなら買ってしいものあるんだけど」

にこにこしながらおねだりするに彌は、嫌そうな顔をしつつその買ってしいものとやらを書いた手紙をけ持った。

「いいけど全部買って來れるかどうかなんて分からんぞ 」

「いいんだよ全部買って來なくてだってお兄ちゃん早川さんと行くんでしょ。なら1番の思い出は、早川さんとだよ 」

妹ながらなんて良い奴だ。

「嬉しいこと言うね。そろそろ寢るぞ明日も學校だし 」

「うん。ならりーちゃんお母さんと寢るらしいから私は、まだ起きとくね 」

「早く寢ろよ 」

リビングに殘る妹を後にして、２階にある自分の部屋へにりベットの中にり橫になる。

スマホの充電をしつつぐっすりと寢た。

朝目を覚ましたら何故か布団の中に理穂がっていた。

「理穂また俺のところで寢てるのか 」

大きなあくびをしながら彌は、理穂を橫に置き布団を掛けてから下に向かった。

ご飯を食べてもご飯を済ませており歯磨きも終わらせ學校に向かった。

學校に著くと 早川は、晴海と仲良くおしゃべりをしていた。

彌は、そっとしておこうと思い聲を掛けるのを辭めた。

夏休みの計畫は、ちゃんと出來ており後はこれを伝えればいいだけだ。バイトのシフトも來ていていつデート出來るかもわかる。

ホームルームを終えて早川が聲を掛けてきた。

「彌、なんかはるみが話したいって。……なんだろうね。放課後教室に殘ってしいらしいよ。何だか前も私が殘らせたような気がするけどね。てか、浮気は、ダメだよ 」

彌

なんだろう結構気になるなぁ。

「えっとありがとう。大丈夫浮気なんてしないから」

微笑みながら早川は、授業が始まるため前を向いた。

夏休み計畫を早川に伝えるとかなり喜んでいた。

午前の授業と午後の授業を終えてから今は、2人しか居ない教室になった。

早川は、先に帰り彌は、何故か晴海と二人っきりになり話したことがない為今ものすごいドキドキしていた。

「ねぇえっと吉井あんた最近ちはると仲いいよね付き合ってるの？ 」

彌

えっ？瀬口さんどうして急に？

「ど、どうして？」

「いいから」

「早川さんから聞いてるかどうか知らないんだけど。つ、つ、付き合ってます 」

晴海がこちらを見てから殺意のようなものを向けてきた。

それにビビりながら目線を合わせる。

「あんたさぁちはるにどうやって告白してOK貰ったの？脅したの？ 」

「ち、ち、ち、違うよ！早川さんの方から告白してきたから 」

「そーいうふうにさせたんでしょどうせ。ちはると付き合ってるんだったら今すぐ別れて。マジあんたのこと許さないから 」

目で圧力をじさせ何か殺意のようなものをじさせもうこの場からどこかに行きたかった。

「夏休みの花火大會行くんだったらあんたとのデートなんてさせないから覚えときなさい 」

なんという目だ怖い。

それから靜まり返った教室から二人共出てから帰って行った。

彌

やばい怖すぎだろ。えっととりあえずあまり學校で早川さんといるのを避けよう。

今日の帰りにそう決めた。

次の日は、晴海の視線をじつつ仲良くすることを避けていた。

早川心配そうに「どうしたの？」と言ってくれたもののそれどころじゃなくなった。

夏休み前の恐怖験をした。

しかし、もうすぐで夏休みだ。早川との思い出を作らなければならない。

恐怖と楽しみと不安を抱えながら今日一日を終えた。