《冷たい部長の甘い素顔【完】》第6話 遭遇

そこへ、男子トイレから、男が出てきた。

っ!!

秦野部長!!

私は、思わずその場に立ち盡くして、息を飲む。

だけど、部長はこちらには気づいていないみたい。

そうよね。

ヒラ社員は部長の顔を覚えてるけど、部長がヒラ社員の顔を全員覚えているわけ、ないもんね。

私は席に戻りながら、さりげなく部長を探す。

背が高く、スタイルのいい部長は、座っていてもすぐに見つかった。

り口から見て、1番右奧の隅のテーブルに男3人で座っている。

ほっ……

よかった。

席は離れてる。

私は、し、ほっとした。

その直後、私は、ふと疑問に思った。

こういう場所なら、部長も笑うのかな?

その後、私は、秦野部長が気になって仕方がなかった。

合コン相手から艶っぽいいをけ、連絡先を換しながらも、堅と言われる部長にも、プライベートでは、友人がいて、お酒を飲みかわす週末があるという、ある意味當たり前の事が不思議でならなかった。

どんなことを話しているのかな?

どういう関係の友人?

の人じゃないよね。

學生の頃からのお友達?

どんな學生生活を送ってたのかな?

スポーツとかやってた?

それともガリ勉タイプ?

考え始めると、次から次へと疑問が湧いてきて、止まらなくなっていく。

私は、気もそぞろなまま、その日の合コンを終えた。

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