《冷たい部長の甘い素顔【完】》將軍編 第8話 プロポーズのために

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11月10日 土曜日

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俺は、爽を旅行にった。

來月、クリスマスイブに旅行に行き、そこでプロポーズをしよう。

俺は爽と宿泊先の旅館を選ぶ。

幸い、初デートで行ったプラネタリウムの近くにいい旅館を見つけた。

俺は、発して天風呂付きのしいい部屋を予約する。

爽が喜んでくれるといいんだが……

そのあと、俺は爽を自宅に送り屆けて、買いに出かける。

行き先は、もちろん貴金屬店。

爽のための婚約指を探しにいく。

何件も回って、ようやく一つの指を選んだ。

大粒のダイヤの両側にし小ぶりのダイヤが並んだその指は、爽にぴったりな気がする。

昨夜、爽が寢てる間に指に巻き付けたビニタイを差し出し、そのサイズに調整してもらう。

刻印も含めて、出來上がりはひと月後とのこと。

よし!

旅行には間に合う!

俺は、満足して帰路に就くが、爽を一人殘して出かけたことで、どうやら爽を不安にさせたらしい。

よく考えれば、爽はあいつに浮気されて振られたんだ。

浮気にナーバスになるのも無理はない。

けれど、どこに行ってたのかと問われても、答えようがない。

俺は、言葉を盡くして、絶対に浮気をしないと爽に伝える。

そもそも、爽がいるのに、なんで浮気の必要がある?

この世に爽以上のなんていないのに。

爽、してる。

世界で1番俺が、爽をしてる。

───   將軍編 Fin.  ───

この後、続編があります。

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