《TSしたらだった件~百合ルートしか道はない~》「TSした場合に著替える必要があるとものすごく困る」
突然の話で本當に悪いな。だが聞いてくれ。
俺は六時限目が育ということなので俺は著替えようとしたんだがな?ある問題に直面してしまったんだ。
………著替える時って、俺どーすりゃいいの?
中は男、見た目は、その名も田中由………って名探偵風に言ってみても名探偵みたいな解答は出せない。
唯一の解答としてタイだかフィリピンにでもいけばそこら辺はどうにでもなるんだろうがってやつがあるにはあるが、ここは日本だしなぁ………
別的にどっちに行けば良いのか分からない。
中を基準にするのか、見た目を基準にするのか。そのどちらを選べばいいのか迷ってしまった俺は、やたら厳しいのでできれば関わりたくない人間ランキング第1位を延々と獨走し続けている男………井上に相談することにした。
真に憾だが、背に腹は代えられないということさ。。
「せんせー、俺田中なんですけどー、これどうすりゃいいですかねー」
「どうした田な…………誰だ?」
「俺ですオレオレ、田中由です」
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あ、ダメだ失敗した。ファーストコンタクトのタイミングでそう思った。こりゃ信じてもらえないパターンだなぁ。と。
殘念ながら俺の辭書に井上の欄に、優しさ及び普通という言葉は存在していないのだ。
基本めんどくさくて相手にしたくないし話しかけたくはない相手、それが井上なのである。
「………田中だと?従姉妹とかじゃないよな?」
「えぇもちろん。中は男、見た目は、その名も田中由ですよ」
「名探偵みたいな自己紹介はいらん」
………驚いた。いくら井上でも、今のやつは理解できるんだな。こっそりと評価を1上げておこう。
別に、評価が1くらい上がったところでマイナスはせないんだけどな。
え?教師に対して酷いって?別にこいつに対してならばこれで良いのだよ。人気ランキングがあったら確実に最下位だろうなとか自分で言ってたことだしさ。
だからいいんだよ。本人公認だからね。
「………著替えるときは遅れても良いから時間をずらせよ」
「………へぁっ!?」
って、井上が珍しく紳士だし察しが良いだと?今日は天変地異でも起こるというのか?
怖いよ、何が起こるのか分からないよ。槍の雨や隕石が降ってくるどころか、世界が終わってもおかしくない。
「俺の察しが珍しく良いからって世界の終わりを想像するな!こっちが辛くなってくるから!」
しかも顔で相手の考えていることが分かるだと!?
コイツは本當に井上なのか?怪しい………一何者なんだ。
「本人かどうかすら疑われるようなやつが俺が本人かどうか疑ってもなぁ………」
しかも的確なツッコミ!?
誰なんだよコイツは!某波が平らな人と海が平らな人くらい違うぞ!
まさか、宇宙人未來人平行世界人のどれかか!?
「………とにかく、著替える時はどっちでも良いからタイミングはずらせよ。遅刻扱いにはしないから」
………まぁ、別に優しい分にはほとんど困らないから良いか。
俺はこのやたら察しが良かったりいつもより紳士的ではあったりツッコミが的確だったりして本人かどうかすら疑われる井上に禮を言うと、そそくさと去っていった。
………俺、このあとさっきの井上が実は影武者だった。とか言われても信じられるだろうなぁ。
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「誰か居るか―?」
「なんだ………田中?著替えるにしては遅すぎないか?」
俺は井上に言われた通り多遅めに更室に室したのだが、どうやらまだ他が居たみたいだな。
聲だけで判斷は出來ないが、多分クラスメイトだろう。
しかしあっちはなんで……あぁ、男子更室にって來る子が居るとすれば俺くらいだろうから、分かるか。
TSって個人の特定にも使えそうで怖いな。
「井上に時間ずらすといいと言われた」
「あの井上が?………マジか信じられん」
クラスメイトは、俺の言ったことが信じられなさそうな顔で更室を出ていった。
恐らく井上に聞いてくるんだろうな。
これでそんなこと言ってないと井上が言ったらあれは影武者か何かってことになるけど、どうなんだろうな。
俺としても気になる所だ。
まぁとにかく、誰も居なくなった事だし著替えようか。更室にった。
「「………………」」
郁馬がいた。居るなら返事ぐらいしろよ………とか思ったが、そういやこいつ聲小さいから他の奴が居るとほぼ聞こえなくなるんだったな。
俺はスタスタと退場したが………実際に著替えられるのは、校庭に出たら開始ギリギリのタイミングで郁馬が出てきてからなので、ちょっと後のことになる。
恨むぞ郁馬。
………まぁペナルティはないから許してやる。知り合いのよしみだ、ありがたく思え(恩著せがましく)
もしも変わってしまうなら
第二の詩集です。
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