《TSしたらだった件~百合ルートしか道はない~》「問題です、田中くんは今日いくつのトラブルに直面したでしょうか?」

突然ですが問題です、本日田中くん、つまり俺はいくつのトラブルに直面したのでしょうか。

………正解は、もはや計測不能です。

TSしたこと、武による滅茶苦茶な送迎、帰りのテニス部………とにかく、普通の學生が一日に直面するトラブルの量じゃない。

しかしな?一難去ってまた一難、いや一難去って今度は困難とも言う(言いません)ように、トラブルってものは連続する日は連続してしまうのだ。

たとえばそう………今、俺の目に映っている景のように、な。

「お邪魔してまーす」

全ての元兇、史上最大の怨敵、忌むべきもの。

その名も神………俺個人の意見ではいわゆる邪神に當たるもの、がそこに居た。

うんあれだね、神様には法律もクソもありませーんってか?

毆り飛ばしたろうかゴルァ。分かりやすい方法も言わせてもらうと握り拳で顔面にドーンして次に腹に一撃れて最後にに蹴りを叩き込む。

よしそうだそれがいいな。

俺は拳を強く握り込み、神へ向けて全力で振り抜いてみる。

「えっ、ちょっ、私って何かしましたか!?」

「ハハハハハ………自分の魂に聞いてみやがれコンチクショウが」

とりあえず挨拶代わりに顔面に一発喰らわせようという俺の目論見は失敗し、よく分からん壁………みたいなものに拳は弾かれた。

どこぞのポケットにるモンスターでもあるまいにリフレクターやらの壁はおやめなさいな。俺がお前を毆れないし、事故ってくたばらせることも出來ないし。

まぁ、とりあえず挨拶はここまでにしてお次行ってみようか。大丈夫、ただ純粋にボールペンで指グリグリするだけだからさ。

「全然『だけ』じゃ済まないですよね!?」

なぁに、ちょっと俺の別を滅茶苦茶にしてくれやがったツケを払うだけだからねー?

だから安心して、怯えずに、俺に報復されて死ね。

「死ね!?いやそれって酷くないですか!?」

が出來た當日ににされたこの怒りは、あなたには分からないでしょうねぇ!

でも大丈夫、俺の怒りが分からないのなら七千回ほど俺に毆られることで簡単に理解出來るからね。

だからとっとと俺に報復されて………

「ループしてる!ループしてますってそれ!」

ん?そうか。それならとりあえず俺に報復されてそのザマを曬されてみんなが神に失して信仰を失い、やがて誰からも忘れ去られて消えて………

本當だ。ループしてたな。

いやありがとうな。お禮に殺してやんよ。俺に任せてくれたら存分に苦しめた上で殺してやるよ!

「ダメだこの人、思考のループが止まらない………」

うんうん、ループって怖いねー。

………で、どうしたよクソ神様。そしてナチュラルに心を読むなよ。プライバシーの侵害で訴えるぞ。

ちなみに來た理由が俺を男に戻してくれるとかなら大歓迎ですが何か。

え?現金?なに言ってるんだよ。

人間なんてみんな現金なのさ。

つまりね、目の前に攻撃できそうな神様が居たら思わず毆ってしまうようなものなのだよ。

「なんでしょうねこのループは!まぁ何しに來たかと言えば簡単です、私はあの神の雙子の姉なので、迷を掛けたお詫びに同居して々サポートを………えっ!?な、なにを!?」

………なるほど、この人はあの神とは別人なのね。確かに理解したよ。

でも知ってるかい?日本において江戸時代においてお手軽な監視網として機能していたシステムを。

その名も五人組連帯責任。家族の罪はみんなの罪、みんなを罰しちゃうよ、そしてしっかり止めなかった隣人たちも罰しちゃうよって制度。

だからね?俺はそれに従って罰を執行しようと思うのだよ。

でも直接毆ることは出來ないみたいだし、となると理攻撃は不可能だよね。

と、言うわけで放り出します。屋外に。

………ちなみに、余談だけどこの地域って冬はやたら冷えるのよ。ビル風の親戚や何やらでさ。

そして神は屋に居たので上著なんて著ていない。つまり無防備ってこと。

そんな狀態で屋外に放り出したら、一どうなっちゃうんだろうなー、俺バカだから想像もつかないなー。

ねがわくばこれでくたばってくれることを祈るぜ、にっくき神様………の自稱雙子の姉さんよ。

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