《TSしたらだった件~百合ルートしか道はない~》「あれ?もしかして後輩ちゃんって警察より有能?」

「助けてくれ後輩ちゃーん」

『了解しましたー』

これが今朝、やはり男たちが來ていたので警察に掛けてみたは良いが何やら立て込んでいるようで中々到著しそうにないのでなんとなく後輩ちゃんにSOSを送ってみたときのやり取りである。

そして、その數分後に男たちが何故か去っていったのだが………なんだか今俺は一種の恐怖をじていた。

後輩ちゃん怖いよ。なんだか俺の理解の及ばない何かがある気がして怖いよ。

さっき電話した後やたら楽しそうな聲でなにかしていたのは、一何をするためのものだったのか非常に気になるんだ。

ほら、だってなんだかさっき悲鳴がしたしさ。正直なところ後輩ちゃんがとんでもない手を使ったんじゃないかと心配なんだよね、俺はさ。

「せんぱーい、來ましたよー」

あぁもう!それになんだか後輩ちゃんの聲に謎の迫力をじてしまうんだ。

なんでだ?なんで俺は自分の彼に恐怖を………そうだ神様のせいだ全部神様が悪いんだー(現実逃避)。

俺は自分で現実から目を背けつつ、家のドアを開ける。

するとそこにいたのは………

「なんで作業著姿なのさ」

どういうわけか作業著姿の後輩ちゃんであった。

え、なにこれどういうこと?そう困してしまってもおかしくないくらい完璧に、後輩ちゃんは作業著姿だった。

わけがわからないよ。多分そう言っても許される場面なんじゃないかと思うねこれは。

まず後輩ちゃんが來ている作業著は落ちも激しいし、微妙に一部の金が壊れたから付け替えたとでも言いたげなちぐはぐさを演出しているし………とにかく使い込まれているじがある。

しかもなんだってかペンキの臭いがするし、本當に何があったんだ?

こりゃ説明してもらわないと分からないよ。

まぁちょっと前に説明しても訳が分からなすぎるという事件に遭遇したばっかりだけどさ、これはもうそういった問題とは別のレベルで訳が分からない。

何故なら俺の知っている後輩ちゃんはどう考えても土木工事やら何やらをやる子じゃないからだ!

………いや、でもこんな後輩ちゃんも頼れるじが凄く可いんだけどね。なんというか主夫りたい。

毎日疲れて帰ってくる後輩ちゃんを迎えてイチャイチャしたいなぁ………結婚してk(ry

「いやー、先輩に呼ばれたから來たは良いですけど、ドアには開いてるし悪い蟲はたくさんいるしで………ちょっと頑張っちゃいました」

「ものすごく不穏なじしかしないのって俺だけかな、ねぇ俺だけかな」

頑張ったって何を?もしかしてちょっとお掃除しちゃったの?人間をお掃除しちゃったの?

俺怖いよ。恐怖だよ。

あれかな、いわゆるヤンデレって奴かな。相手が後輩ちゃんなら俺としてはそれで十分と言うか素晴らしいとしか思えないんだけど、なんというか俺ってもう々末期な気がしてきたよ。でも後輩ちゃんに盡くしてを亡ぼすのなら俺は本………

ゲフンゲフン。まぁそれはともかくとして、後輩ちゃんは一何をやったんだ?

「あ、先輩、説明がしそうな顔してますね先輩」

………ナチュラルに心を読まないでおくれ後輩ちゃん。ちょっと人に聞かれたら引かれるようなこと考えている時にそんなこと言われると微妙に俺の神的HPが減っちゃうんだよ。

「でも、もうそろそろ出かけないと遅刻になっちゃいますし、歩きながらにしませんか?」

そしてこのタイミングで空気も読めてしまう後輩ちゃん、一何者………!?

まぁそんなこと考えてるよりも何が起きたのか知りたいのならとりあえず早く出かけやがれって話なんだけどな。

つーわけで、いってきまーす。

何か忘れてる気がしなくもないけれど、いってきまーす。

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