《TSしたらだった件~百合ルートしか道はない~》「恐怖!部長の逆恨み!………とか誰得」
俺は今、非常に重大な選択を迫られている。
いやもちろん答えは確定されてるんだけどさ、ちょっと危険なんじゃないかなーとか思ってるわけよ。
目の前にある紙の山。それを部長に持っていくだけの簡単な作業………の、はずなのだがしかし、今の部長の目は俺が近づき次第殺しに來そうな恐ろしい形相なんだよなぁ………どうしたものか。
俺一人ならとりあえずほとぼりが冷めるまで待っても良いんだけど、これは仕事なんだ。うんそうだ仕事なんだ。
だがそれでも恐怖は拭えない。
部長の目は今や獲を狙うスナイパーのように鋭く、怒る獅子のように獰猛で、あと悪霊のように澱んでいる。
あれこれ危険じゃね?ヤバくね?とか思わない訳じゃないが………仕事なんだからやらなきゃいけないよな、と思う俺も心の中にいる。
これはまさに理お仕事と本能恐怖の戦いってやつだな。
正直なところ俺の理も幹の部分ではこの本能に従えと強く強くシャウトしているわけだけどね。
だが俺はこれをやらないといけない。
あれだ、謎すぎる使命と言うかやらなきゃ信頼度がた落ちだよなってじてるんだよ。
あぁ、ダメだな俺。これは考えちゃダメなんだ。一回頭をまっさらにして無の境地で運ばなきゃ。そうじゃないとアレに中てられて運べない。
………よし、考えるのをやめよう。完全に思考を停止すれば恐怖をじないはずだ。
俺はそう信じて原稿を持ち、部長の方まで歩いて行こうとする。
そして、三秒ほどしてあることに気付いた。
『これ確実に殺されるんじゃないか?』ということに。
まずいじゃないか、今は原稿を持っていて回避不能、しかし前門の部長、あと引くに引けない狀況。
詰みだ。前に言ってからそう時間も経っちゃいないがやはりチェックメイトだ。
いやまぁまだギリギリ生き殘る可能はあるからむしろその一歩手前のチェックを掛けられた程度何だろうけどさ、しかしそれでもピンチであることに違いはない。
さぁて、ここからどうしようか。
進んだら部長に殺される気がするし、かと言って戻るのも………ダメだな。
あぁ、こんな時便利な攻撃回避手段でもあれば良いんだけどなぁ!
なんとなく適當なに祈ってみても何かしらの解決策が思いつくわけじゃなく、ただ虛しいだけ………いや待て。便利な攻撃回避手段はあったな。
今の今まで意識的にかあるいは無意識に忘れていたのかもしれないが、神が勝手につけてくれやがったオートカウンター的な何かであれば攻撃を避ける事くらいは容易だろう。いやむしろ容易じゃないと困る。
そうだ、ここは珍しくアイツを信じてやるとしようじゃないか。
俺は覚悟を決めて踏み込み、じりじりと部長に近付いていく。
その度に嫌な予が増していくが、しかし俺にはオートカウンター的なものがあるから大丈夫だろうと言う謎の安心を支えにやはりじりじりと接近し………そしてあることに気付いた。
「部長今拘束されとるやん………」
そう、今部長は大徳寺ちゃんによってほぼけなく(さっきまでもがいていたが今や完全に極められて固まっている)されていたのだ。
ありゃ、これは警戒するまでもなかったか?
と思ってさらに一歩踏み出し、固められている部長に原稿を渡す。
まぁ今は大徳寺ちゃんに固められててけないようだから大徳寺ちゃんにパスしてるようなものだけどね。
仕方ないんだよ。部長けんし。
そんな意味のない言い訳のようなものを脳で繰り広げながら、原稿を渡した俺は行きの數十倍の速度で後ろ向きに同じ道を辿って逃げる………もとい、戻っていくのであった。
べ、別に後ろからザクッてやられるんじゃないかって思ってたわけじゃないからな!ホントだからな!
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