《TSしたらだった件~百合ルートしか道はない~》「てんやわんやで月曜になったが………」
てんやわんやで月曜日になった。
まぁてんやわんや、の容が気になる人もいるだろうが………その容は至極単純明快で俺が後輩ちゃんに弁解しようとしたり(そもそも弁解する必要があることはしていないらしいが)、気付けば立ったまま眠っていたと自分で言うステラを早朝から二人で救出したり、あと々あって脳が休めなかったのかなんなのか分からないがまったく眠れず不本意ながら大一週間ぶりの超早起きをしたもんだからと弁當を作ったり………
そうそう、訳の分からない系で言えばこんなのもあるな。
母さんと親父が電車や飛行機の始発も出ていない早朝にも関わらずすでに出かけていたこと。
しかもあれだぞ?出かけて行った方法は俺を起こしてくれやがった方法でもあるんだ。
それなりに靜穏走行ができる車での超高速出勤、ってなぁ!
うん、まぁ俺がそれで起きたのは割とたまたまってのもあるし、そもそも眠りが淺かったのもあるが、しかし常識をわきまえてしいよ。
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なくとも常識的に見て朝どころかほぼ深夜と言っても良いくらいの早朝の出勤はありえないですよ、えぇ。俺の知る限り始発すら出ていないような時間帯に訳の分からないほど靜かに走る車で出かけるような職種なんて1つたりとも存在しないぞ………
まったく、ウチの親は本當に何を仕事にしているんだか。まったくもって不思議でならないね。
かくいう俺は生學的に考えても別の意味で考えても不思議生みたいなもんだから人の事は言えないが。
しかし本當に俺の親の仕事は不思議極まりない。
………話を戻そう。
さて、てんやわんやかつなんだかんだで今日は月曜日である。
月曜日、その言葉を聞いて何を想像するだろうか。
仕事はじめ、絶の始まり、休みの日までのカウントダウン………一部のリア充などはむしろ逆に捉える奴もいるようだが、とにかくマイナスなイメージが多いだろう。
何を隠そう俺もその一人である。
なにせ月曜日と言ったら學校の始まりだからな。
學校が嫌いな奴や勉強が嫌いな奴、育がある日なら運の苦手な奴、あるいは苦手な教師の授業がある奴と、月曜日の學校を苦手とする奴は多い。
しかしだな………多分今の俺よりも真剣マジに學校行きたくないと考えている奴はないだろう。
何故かって?
そりゃあ理由は単純明快さ。
提出しなきゃいけない課題を月曜日になってようやく、というか出発する直前になってようやく思い出したんだよ!
その上課題は休みの日にある程度余裕をもってやることを想定しているのかやたら『難易度はそれほどでもないが時間のかかる問題』が多いしさぁ!チクショウふざけんな変態+親父+神!恨んでやる!的にはハロウィーンでトリックオアトリートをトリックオアトリックと言って顔面に生ゴミぶちまける程度のいいじに恨んでやる!
俺はそんなじで脳を恨みごとで埋め盡くしながら出來るだけ最速で問題をこなしていた。
分からないところは後輩ちゃんと言う頭のいいパートナーがいるから教えてもらえるし、その速度はいつもの數倍だが………そもそもこの課題を出した奴の格が悪く、どうにも長文を筆記するタイプの問題が多いので、悩む時間はいつもより短いというのに書くための時間がかかるせいでいつもとたいして時間に差がないという悲しい事態が発生しつつある。
まぁ、別に長文を筆記する問題であってもその問題數がなければどうってことは無いんだけどね………ふぁっきん、俺には長文を連続で早く書いても手首が痛みを訴えずに済むほどの頑丈なボディはないのさ………
誰に、というわけでもないがしれっと毒を吐きつつ俺と後輩ちゃんは問題を解き続ける。
「朝から大変ですねー、お二人さん」
「おめーは良いよな、ステラ………ここまで焦るような用事もなくて」
そんな中不意に、ステラが煽りにでも來たのかくだらないことを言ってきた。
なんだろう、この狀況で煽られた怒りでならどこぞの伝説の超戦士にでも覚醒できてしまいそうだよ。
ほら、自分が苦労している狀況で近な奴に同されるとすごくイライラするだろ?それと同じだよ。
つまりステラ、お前は今俺の怒りの導火線に火炎放かと見まがうほどの大火力で火をつけたんだ。
おk?把握?アンダスタン?
この怒り晴らさでおくべきか!ってことだ。
「………そんなお二人に朗報です」
「「え?」」
「うわぁ………なんか私が挑発したみたいになってますけど、これでも私神様の親類ですからね?超凄い………パワーと言うか権能と言うか、そんなのも使えるんですからね?」
まぁ、そうして俺と後輩ちゃんが煽ってきているステラに対してちょっとした敵意を向けていると、ステラはその懐から1つの懐中時計を取り出した。
「じゃじゃーん!世界時計ワールドタイム・クロックです!これで時を止めればギリギリどころかそれなりに余裕でそれを終わらせられるはずですよ!代償にこの干渉をけない特異點さんが居たら時間停止の能力をあげちゃうことになりますけどね!」
………うわぁ出た、廚二漂う謎アイテム。
しかもなんだか嫌な予しかしない代償だぞそれ………時間停止とかどう考えても薄い本のあれじゃないですかー。
つーか、現在の時間的に頑張ればなんとか普通に課題を終えられるし、別に時間を止める必要は無いんだよな。
俺は、ついなんとなく安心を求めたのか、時計を見た。
ちなみに普通の時計の方な。
それが示していた時刻は………
俺と後輩ちゃんにステラへゴーサインを出すことを決意させるには十分なほど、絶的な時間であった。
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