《ルーズリアの王太子と、傾いた家を何とかしたいあたし》閑話休題……登場人について

【ルーズリア王國】

アシエル(星)の最も大きい大陸がアシール、その次に大きい大陸カークライトの最も権威のある王國。

國王はリスティル。

別名に春の國。

カークライトの國のほとんどと國を結び、その中でも特に信頼が厚く、敬意を持って、カークライトの王の中の王の國と言われる。

【シェールド】

アシエル最大の大陸アシールのほぼ全土を統一する國。

アシエルには、他にラディリア公國、スティアナ公國などがある。

騎士と師の國で、この大陸にしかいないドラゴンや珍しい生きが多い。

そして、最も歴史の長い國であり、書簡が殘っているだけで、五千年近い。

現在の國王は第52代國王でアルドリー三世。

アルドリー三世の父が先代王で、母はその正妃であり、幻の國グランディアの直系の王と言う、特に高貴な筋である。

雙子の弟がおり、2歳下の妹、そして17歳下に雙子の弟妹がいる。

正妃はルエンディード、マルムスティーン侯爵家の娘で、王妃の母はアルドリー三世の父の姉、王である。

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【ルーズリア王國登場人

ファティ・リティ・ウィステリア・ルイシア(リティ)……14歳。元の名はマリアージュ(マリア)。元はラミー子爵の娘。雙子の弟がルイ。ルイを溺する両親ではなく、祖父ルイスに可がられて育った。7年前に祖父が死んだ後は、ギャンブルに明け暮れる父に、パーティに出る為に次々とドレスを作る母、勉強もせず遊びまわる弟の代わりに領地の管理、屋敷のことなど頑張ってきたが、祖父の品を盜み取った弟の所業に腹を立て、執事のアレッザール子爵サーシアスとその夫人で養母でもあるイーフェとともに、ティフィと言う年の馬車に乗り込んだ。長は140センチ、重は24キロ(自己申告。もっと小さい)。大きな瞳はブルー、髪は鮮やかな艶のあるザクロ

サー・ティフィリエル・グランディアード(ティフィ)……30歳。國王リスティルの長男。第一王子であり、王太子。シェールドに留學し、一代爵位の男爵サーを持つ。騎士であり師。父が発掘が趣味、従兄弟の二人が生學(昆蟲、學者)で、環境學者でもある。ギルドに所屬。そのギルドに所屬する店にリティの弟が持ち込んだものが気になり、分を隠し乗り込んだ。髪はふわふわの銀の髪、瞳はグリーン。父に瓜二つで外見は15歳くらい。簡単な見分け方は、髪を長くばしている方がティフィ。

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サー・ミューゼリック・アクアリウス(ミュー)……國王リスティルの弟で、亡きレアンベルジュ大公ハインレッドの四男。兄とは10歳違い。兄とともにシェールドに留學。騎士となる。もともと、リスティルとミューゼリックの父は先先代國王の雙子の弟で、先先代國王の言は自分の息子ではなく、弟の長男のリスティルに王位継承をとんでいたが、妃と息子に暗殺された。ミューは、兄の側近として、正統な王位継承をと促したために、筆頭公爵となった。妻はアリアレーナ。子供は元々8人いたが、長男のデュアンリールを害しようとしたため、兄である國王に報告し、捕らえ、罪人として処罰を求めた。長、銀髪にグリーンの瞳。兄に似ているものの、やんちゃ坊主雰囲気。

アリアレーナ・クリスティーナ(アリア)……ミューの妻。元々は金髪に淡いブルーの瞳。おっとりとしているが芯の強い。元々ラフォード伯爵家の三人兄弟の末っ子。父が隣の領地の子爵家に騙され領地を奪われ、父は急死、兄は殺され、姉と二人、ツテを頼り働きに出ることになる(10歳)。そのツテが何故か、リスティルの趣味の跡や鉱石の発掘作業場で、慌てたリスティルは実家に連れて行き、ミューに預けられる。そしてに落ちるが、ミューの兄の一人パルスレット侯爵に追い出され、幾つかの屋敷のメイドとして點々としたが、ラーシェフ侯爵家のメイドとして働きはじめた時に、當主でミューのすぐ上の兄フェルナンドが、ミューに連絡。ミューが迎えにきてそのまま結婚。長男のデュアンリール以下8人の子供に恵まれた。

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サー・デュアンリール・アヴェリアーナ(デュアン)……37歳。ミューとアリアの長男で、ラルディーン公爵の嫡男。現在は公には母の実家の爵位、ラフォード侯爵を名乗る。シェールドに留學し、騎士と師。そして生學者。溫厚で穏やかな青年。顔立ちは母に瓜二つで、髪はふわふわの銀髪、瞳はエメラルド。留學の間に、年の離れた兄弟と距離が生まれ、何とか距離をめようとしたが、逆に毒を盛られたり、暗殺者に襲われ、伯父が外で訪れるシェールドに、騎士として同行した時に、隠していた怪我と毒で倒れ、事件が明るみになる。ちょうどその時、デュアンの知人でシェールド國王の末弟アルトゥールの長ヒナ姫と婚約が決まる。現在は騎士として年に一度シェールドに行く時に、婚約者と會うのが楽しみである。

サー・リスティル・ミリエンタール(リー)……ルーズリア國王。レアンベルジュ大公位を持つ。年齢は緒。外見は17歳位。小さい頃から母の妹だった伯父の正妃によって殺されかかる日々を送る。8歳の時、一緒に遊んでいた1歳の弟フェルが襲われ、殺されかかる事件があり、実家を飛び出し剣士として腕を磨き、翌年から二年間、カークライトの大を収めるため父とともに出陣。年の近かった北方のリールの王子と親友となる。それからは各地を點々とし、24歳の時に、弟のミューと共にシェールドに留學する。騎士の館にはさほど滯在しなかったが、當時の王、先先代のアヴェラート王によりシェールドの各地を回ることを許され、剣だけでなくも學びながら弟の留學が終わるまでシェールドを回った。そして、地層や発掘に興味を持ち、一般的な教育だけでなく、特に地質學などを學び、シェールドの大學院を史上最速の速さで卒業した。その後は見合いをけしかけるすぐ下の弟をいなしつつ、ミューやフェルとやり取りをしていたが、後に妻となるティアラーティアが7歳の時に辺境で出會い、別れた後10年後、239回目の見合いの場で再會し結婚した。子供は長男のティフィと、マシェリナ、ミシェリアにナディアラの3人の娘、末っ子の8歳のラディエル。

ティアラーティア(ティアラ、琥珀)……ルーズリア國王妃。夫のリスティルの従兄弟の庶子。母はアリアの姉。7歳の時に母を殺され、ルーズリアの國王だった父や、大人を憎んで育つ。同じ処遇の隣國の國王の庶子だったエリナと共に、隣國の王宮の下働きとして長する。17歳の時に、エリナがルーズリアに嫁ぐことになり、自分の故郷と母を殺した人間を見る為に侍として出発、國境で乗り換える際にリーと再會する。瞳は蜂、髪は鮮やかなザクロ。リーに溺される。長男は夫に瓜二つで、まだ未婚なのを心配している。家族をする母。稱のティアラは、叔母のアリアたちに呼ばれ、琥珀という稱は夫が呼ぶ。

サーシアス……前アレッザール子爵、現在ラミー伯爵。リティの祖父ルイスの従兄弟で、ルイスの側近として執事というような役割をしていた。7年前、ルイスが亡くなると、リティを守ろうと手を盡くす。妻はイーフェ、一人息子はクレスール。

イーフェ……サーシアスの妻で、メイドを指導する立場だったが、リティを娘のように育ててきた。

サー・クレスール……32歳。現在アレッザール子爵。伯父ルイスが目をかけていた。リーとルイスが友人であった為、シェールドに留學を勧められ、騎士となる。そして、シェールドで人になったエリザベス……リズと結婚したが、ルイスの死に帰國すると、葬儀にも出席できずそのまま辺境に送られた。子供はノエルとリラとベル。ノエルが9歳。

サー・クシュナ・エヴァラント……ラーシェフ公爵。デュアンやティフィの従兄で、シェールドの爵位も持つ。デュアンに外見の溫厚さはそっくりだが、微笑み魔王、鬼神、魔神と言う別名を持つ。一応、デュアンが、を中心とした生學者だが、蟲をする生學者。42歳。

パルスレット公爵……國王リーのすぐ下の弟の長男。親戚からは、親子共々愚か者と激辛な評価を得ている。権力をし、伯父の名を借りてやりたい放題しており、リーはいつ潰してやろうかとワクワクしている。リティの実の親は、この公爵にすり寄っている。筆頭公爵の名を伯父のミューが名乗り、元々、リーたちの父親の館で、リーが継承するはずだった館をミューが住んでいるのが憎らしく、いつか奪い取ろうと思っている。

注:

ラルディーン公爵……筆頭公爵。當主は王弟ミューゼリック。権威があり、國王の名代として各國に出向いたり、職務は多岐に及ぶ。

ラーシェフ公爵……第二公爵。當主は王の甥クシュナ。王都より離れた領地で表向きは生學の研究。裏では辺境を荒らす隣國に圧力をかけている。

パルスレット公爵……元は、政治家としてある程度の権力を與えていたが、先代が兄王の目を盜んで賄賂を懐にれたりと好き放題だったので、名目だけの爵位を與え、領地を全て奪い取られている。

元々、兄弟の実家レアンベルジュ大公邸……現在はラルディーン公爵邸と呼ばれる……は、リーや諸事により外國に赴いていたリーの父ハインレッドにより、ミューが預かることになっていたが、パルスレット公爵一家が勝手に後継者であったが放浪を好むリーの館に住み著き、困り果てていた。その上、ミューが當時未婚だった為、賄賂を貰い、無理やり結婚させようと畫策し、人だったアリアを追い出したことで、両親にリーやフェルの逆鱗にれ、屋敷から追放された。しかし、あの屋敷は自分たちのものだとパルスレット家の人間は言い張っている。

ハインレッド……リーたちの父。レアンベルジュ大公。正當な先代國王ナイトハルトの雙子の弟。

サー・カイ・レウェリン……シェールドのカズール伯爵の甥。聖騎士。長男はエルドヴァーン(エル)5男がセリ。父が、リュシオン・エルドヴァーン先先代カズール伯爵。次男で、異母兄妹がいる。母方の家の爵位をけ継ぐ。

一応、増えます……當たり前〜(o^^o)

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