《妹は兄をする》3―兄妹―『い記憶』

私達は々な屋臺のお店を見てまわった。

たこ焼を半分にわけて食べたり、かき氷や金魚すくいをして兄と楽しんだ。

々まわっていると、の子が好きそうな指を売っているお店を見つけた。

お店には、子供向けの玩の指が並んでいた。

々な綺麗な指が1つのケースに並べられて納められていた。私はそれを何となくジッと見つめた。

を見ていると、お店のお姉ちゃんが私に聲をかけてきた。

「いらっしゃい!」

「どれにするお嬢ちゃん?」

私はハッとして、すぐにその場を

離れようとした。

するとそこに兄が杏飴を舐めながら、

こっちへ來た。

「梨乃なにしてるの?」

私は兄に聲をかけられたので、その場から離れた。

すると、お店のお姉ちゃんが兄に尋ねた。

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