《妹は兄をする》2―家族―『小さな幸せ』
2階に上がると兄の部屋に訪れた。
そして、部屋のドアを軽くノックした。
「優お兄ちゃん起きてる?」
「もう朝だよ~、朝ご飯出來てるよ!」
部屋のドアの前で、お兄ちゃんに
呼び掛けた。
でも返事がなく。私はドアを開けると、
部屋の中へとって行った。
兄の部屋は、今時の男の子のような
部屋だった。 
シンプルで部屋の中も、綺麗に
片付けられていた。
部屋にるとカーテンを開けて、
窓を開けた。
兄はいまだにベッドの中で、
気持ち良さそうに眠っていた。 
私は、そんな兄の寢顔をし見る為に
ベッドのそばに近づいた。
床に座って、兄の寢顔をそっと覗いた。
お兄ちゃんは、すっかり高校生くらいの
顔立ちになっていた。
昔は可かったのに今は本當、
年らしい顔になっていた。
「……お兄ちゃん、またカッコよくなった」
兄の寢顔を見ながら、ベッドの傍で
ため息をついた。
それ以上カッコよくなったら、
どうするんだ。
私は兄の関係にいつも、心の中で
不安を抱いていた。
お兄ちゃんに"彼"が出來たら、
間違いなく泣く。
泣いて泣いて涙が枯れるまで泣く。
そして、人魚姫のように泡になって
私はお兄ちゃんの前から姿を消して
いなくなっちゃうかも、しれない。
私はそれくらい、お兄ちゃんの事が
大好きだった…――。
 
小説家の作詞
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