《妹は兄をする》7―家族―『小さな幸せ』

兄のを指先でなぞる。

私は兄とキスしたかった。

そう思ったのは一度だけじゃない。

私は何度も、そう思った事がある。

キスだけじゃない。私は兄に自分の

ってしいとさえ、思った事がある。

…――そんないけない事を考える私は、

いけないの子なのだろうか?

頭ではいけない事だと思っても、

私はついついそんな事を思ってしまう。

「優斗お兄ちゃん……」

私は寢ている兄の頬にそっと、

キスしようとして顔を近づけた。

どうかお兄ちゃんが、

目を覚ましませんように――!

      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください