《妹は兄をする》14―家族―『小さな幸せ』

兄が部屋から降りてくると私は臺所で

慌ただしく、お碗にお味噌れた。

私はそれを兄が座っている

テーブルの前に置いた。

「はい、お兄ちゃん!」

「お味噌熱いから気をつけてね」

私はそう言って兄のテーブルに

お味噌ったお碗を置いた。

兄はあくびしながら頷いた。

「サンキュー梨乃!」

兄のテーブルの前には、父が新聞紙を

広げで記事を読んでいた。

2人のご飯をテーブルに置くと、

私も自分のご飯をお茶碗によそった。

兄は父に尋ねた。

「父さん、母さんの容態どう?」

「母さんなら今日やっと熱が下がった所だ」

父がその事を言うと兄は、そうかと返事を返した。

「早く母さんよくなるといいな」

「ああ、そうだな」

2人はママの會話をしていた。

私はテーブルに自分のご飯を置くと、

エプロンを再び外した。

「そうだ、お前達もあとで母さんに顔を出しに行ってきなさい」

私達は父にその事を言われると、

一言「はーい」と返事を返した。

兄はお味噌を飲みながら私に言った。

「さすが俺の妹!」

「味つけも味い!」

「この味つけ母さんに匹敵するよ」

「このお味噌味い!」

兄がそう言うと父も私に譽めた。

「梨乃、お味噌の味つけ上手くなったな!」

「父さんも飲んでビックリしたよ」

2人は私を譽めてきた。

私は照れながら嬉しくなった。

「2人とも譽めても何もでないからね!」

私は照れながら冗談半分で、そう言ったのだった。

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