《妹は兄をする》2―溫―『れあう

私は兄に言われるままに、外にいる母に返事をした。

「何お母さん?」

私は張した顔で母に返事をした。母は私に洗濯を畳んだので、後でリビングに取りに來てと話かけてきたのだった。

私は直ぐに返事をすると、その場を上手くやり過ごそうとした。

母は私にその事を告げると、

直ぐに室から出て行こうとした。

私達はその場で張が解れると、

安心したため息をついたのだった。

すると、母が再び私に話かけてきた。

「そう言えば梨乃」

「お兄ちゃんみなかった?」

「さっきお風呂にるって言ったのよね」

母がそう話すと兄の顔は真っ青になった。

私達は再びの奧がに包まれた。

もし、母がお風呂場にってきたらどうしよう…。

この場をなんて母に説明をすればいいのか、それこそ絶的だった。

私達は一瞬、黙り込んでみつめあった。

兄はきっと、頭の中が酷く混しているに違いない。顔には焦りのが出ていた。

それなのに、私は兄とは打って変わって気持ちが清々しかった。

逆に母にバレてもいいと思っていた。

私はその時、歪んだようなを抱いた。

母が築き上げた家庭を壊すことは、どんなじなのか。私は人知れず、悪のような気持ちに襲われた。

でも、そんな事をしたらお兄ちゃんとは離ればなれになってしまう。

私はそんな歪んだの中にしまうと、母に返事をしたのだった。 

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