《妹は兄をする》4―放課後の屋上―『彼達の』
彼と同じ共通點を見つけた時から、
私と繭は誰にも言えないの悩みを
互いに打ち明けるようになった…――。
一人で抱えていた悩みも、二人ならしは気が楽になった。
繭は実の兄を好きになってしまった。
私と同じだ。
彼はそのかな想いを誰にも言えないでいた。
彼が兄を好きだと知ったのは偶然だった。
學校で彼のお兄さんが、同じ學年の
子生徒と仲良く歩いていた所を
彼は離れたところから悲しげな顔で
ジッと見ていた。
私はその時に彼と私は何か似たような気がして、気になっていた。
でも、彼からは直接それは聞かなかった。
きっと聞いたらマズイことじゃないのかと、そう思って黙っていた。 
でも、ある日わたしは彼のを知ってしまった。
學校の帰りに彼と廊下でスレ違った際に、繭は生徒手帳を落としたことに気づいていなかった。 
私はそれを拾って彼に渡そうとした時、生徒手帳の中が偶然見えてしまった。
彼は兄と他の子が寫っている寫真を
ワザと切り取っていた。
そして、そこに兄の隣に自分の寫真を
彼はっていた。
それが彼の気持ちだった。 
私がそれを彼に渡した時は、
繭はひどく揺していた。
私がその事を他の子達にばらすと思って、
彼は無我夢中で泣きついてきた。
あの時の彼の顔は、
今でも忘れられなかった。
きっと私が彼だったら、そうしてたかも知れなかったから…――。
私は彼を安心させようと、優しく聲をかけた。
「言わないよ」
「うんん、誰にも言えないよね」
「私あなたの気持ちわかるもの――」 
彼は私に驚いていたけど、私は本當のことだったからそう話したんだと思う。
それがきっかけで私達は、お互いに
話すようになった。
そしてある日、私と彼は自分のの中に抱えてるを同時に打ち明けた。
それでわかったことは…
お互いが自分の「兄」を好きと言う気持ちだった…――。
 
もしも変わってしまうなら
第二の詩集です。
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