《妹は兄をする》4―の相談―『振り向いてしくて……』

「可い~!」

「あ~あ。梨乃が私の鞄にればいいのに」 

「無理だよ。エスパー伊東じゃないんだから」

私はすかさずツッコミをれてみた。

「ちょっ、今の面白かった!」

「梨乃と一緒にいるとホントに飽きないね」

「本當に…?」

「うん、ホント!」

繭はそう話すと私の隣で明るく笑った。私はその言葉に急に嬉しくなった。

仲良く話していると、お店の店員さんが聲をかけてきた。

「はい、注文のイチゴスペシャルとバナナチョコ生クリームです!」 

「あと、アイスココアね!」 

店員さんがクレープを手渡すと、私達はそれをけ取って歩きながら食べ始めた。 

並木道を歩きながら2人で仲良く、

クレープを食べ歩きした。

明日のこととか、明日の予定とか、授業の容とか、凄く他もないことであの頃の私達は一緒に笑いあっていた。

時が経つにつれ、記憶は曖昧で薄れていくけど、あの頃の私達の日々は永遠だったと信じたい――。

私は今でも繭のことを大事な親友だと、思っているよ。 

 

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