《妹は兄をする》1―妹の罠―『家に帰ると……』

それは午前3時。真夜中の出來事だった。 

お兄ちゃんの部屋で寫真を見つけた次の日の夜。私は真夜中に起きて、トイレに行こうと部屋を出た。

階段を降りると玄関の前を橫切った。

すると、ふと何かを思い出した。

それは、今から一週間前のことだった。

お兄ちゃんが私にこう言った。

「玄関に大きなゴキブリがいる」

私はゴキブリが大嫌いだった。見るのも嫌なくらいだった。 

果たしてお兄ちゃんは、ゴキブリをちゃんと退治してくれたのだろうか――?

私は急にそのことが気になってきた。かと言ってお兄ちゃんを起こして聞くのも悪いと思い。私は一人で玄関の前に佇みながらあることを思いついたのだった。

 

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