《double personality》episode4
「ふっ...んぁ、オジサン上手いね」
冬李の小さな口から熱い息がれ、足りなさそうにチョーカーに付いていた金屬の札が揺れた。
『...もう紅くなってきているね。さくらんぼの様だよ。下もってあげようね...』
「んッ!?ちょっ...つねったらっ...!」
ビュクビュクと白いが宙を舞い、ベットリと冬李の腹に落ちた。
「ンッ_ぁ、僕だけで...」
細く白い指で腹に飛んだをクチュクチュとでつけて、高揚した笑顔を男に向けた。
「オジサンは気持ち良くならないの?」
*****
ぴちゃぴちゃと卑猥な水音が部屋中に響く。
男に理という文字は殆ど殘っておらず、を丸めて必死に冬李のを解していた。
「ふっ...ンぁ、や...」
『ハァ...凄くりがいいね。もう挿いれてもいいよね?おじさん、もう我慢出來ないよ』
無遠慮にグリグリと押し當てられる男の棒に一瞬ムッとするが、その反面でグチャグチャに犯おかしてしいという自分もいる。
冬李の場合、いつも後者が勝つのだ。
「ん ちょっと待って...服ぐから。」
シャツとズボンに手を掛けて可らしくクスリと笑うと、男の息が益々荒くなった。
『ふぅふぅ...そのペンダントどうしたの?可いね?』
「ん?あぁ、コレ?僕の常備薬がってるの」
中が見えるように蓋を開けてみせると、男が『あぁ』と聲を上げた。
『抑制剤かな?こんな事してちゃ意味ないけどね』
わになった冬李の首をペロリと舐めて、得意そうに男がそう言った。
「んっぁ。ふふ...違うよ。我慢出來なくなった時にオジサンみたいな人と遊べる様に...」
ペンダントからピンクの錠剤を一粒取って口の中に放り、奧歯で噛み砕いた。
『ッ...!』
「...薬。甘いんだよ?」
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