《double personality》episode19
肩に回っていた森塚の手に力がり、冬李のが後ろに傾き、そのままベットに倒れ込む。
「っビックリした...。え?なに?」
急にが天井を向き、予期せぬ衝撃に自然とけを取ろうとしたのか、両腕を元に寄せて固く目を瞑つむっていた冬李が恐る恐る大きな瞳を瞼からのぞかせた。
「森塚?...顔赤い」
冬李が腕をばし、顔を赤くして黙りこくったままの森塚の額に手を當てた。
どことなく呼吸が荒く、興した様に肩を上下にしている。
『...悔しかった。ずっと好きだったのに、気付いた時にはその好きな相手は俺の前から居なくなってて、やっと會えたのに、変なのが居るし...』
「っ...ると伝染るよ。いろんな人とヤリまくってたから、他にも...っ病気持ってるかも」
引きつった笑顔を無理やり顔に浮かべて、森塚の頬をでる。
『っ...』
「...っおれ、森塚には、、嫌われたくない...っ」
ポロポロ溢れる涙を暴に拭いながら、絞り出す様に言った。
「俺も、あんたが好きだよ...。だけど俺、あんたにまで迷かけちゃうから...」
『...そんなの、関係ねぇよ』
「...?っ...!?」
森塚が冬李の額に優しくるようなキスをする。
「...もりつか?」
『口にしていい?』
「...そう言うのはいちいち聞かなくていいんだよ」
『ん...』
「ンっ...あっ...」
お互いの腕をお互いの首に回して、ゆっくりと口に舌をれていく。
森塚の優しい溫もりが、ゆっくりと冬李を安息の底に沈めていった。
感じるのは快楽だけ
拘束、目隠しされ、恐怖を感じていたはずなのに、だんだんと違う感覚を感じてしまう。 BLです。 ご理解頂ける方のみお読みください。 一話だけの短編の予定だったのですが書けるだけ書いてみることにしました。よろしければ見守っていてくれると嬉しいです。 何かご要望がございましたらコメントにてお知らせください。
8 50我が家の床下で築くハーレム王國
この春から大學生になった柏原翔平。念願の一人暮らしも葉い、明日入學式を迎えるはずだった。だがその日の晩、彼の家の床には大きな穴が開いていて、そこから何故か女の子が現れる。しかし少女は何故か全裸だった。 これは普通の大學生が自分の家の床下で繰り広げるちょっと不思議な物語。 ※2016年10月17日、全編改稿完了及び、新裝版床ハレに際してタイトル変更しました
8 90この美少女達俺の妻らしいけど記憶に無いんだが⋯⋯
「師匠! エルと結婚してください!」 「湊君⋯⋯わ、わわ私を! つつ妻にしてくれない⋯⋯か?」 「湊⋯⋯私は貴方が好き。私と結婚してください」 入學して二週間、高等部一年C組己龍 湊は三人の少女から強烈なアプローチを受けていた。 左の少女は、シルクのような滑らかな黒髪を背中の真ん中ほどまで下げ、前髪を眉毛の上辺りで切り揃えた幼さの殘る無邪気そうな顔、つぶらな瞳をこちらに向けている。 右の少女は、水面に少しの紫を垂らしたかのように淡く儚い淡藤色の髪を肩程の長さに揃え、普段はあまり変化のない整った顔も他の二人の様に真っ赤に染まっている。 真ん中の少女は、太陽の光で煌めく黃金色の髪には全體的に緩やかなウェーブがかかり幻想的で、キリッとした表情も今は何処と無く不安げで可愛らしい。 そんな世の中の男性諸君が聞いたら飛んで庭駆け回るであろう程に幸せな筈なのだが──。 (なんでこんな事になってんだよ⋯⋯) 湊は高鳴ってしまう胸を押さえ、選ぶ事の出來ない難問にため息を一つつくのであった。 十年前、世界各地に突如現れた神からの挑戦狀、浮遊塔の攻略、それを目標に創立された第二空中塔アムラト育成機関、シャガルト學園。 塔を攻略するには、結婚する事での様々な能力の解放、強化が基本である。 そんな學園に高等部から入學した湊はどんな生活を送っていくのか。 強力な異能に、少し殘念なデメリットを兼ね備えた選ばれたアムラト達、そんな彼らはアムラトの、いや人類の目標とも言える塔攻略を目指す。 一癖も二癖もある美少女達に振り回されっぱなしの主人公の物語。
8 103獻身遊戯 ~エリートな彼とTLちっくな戀人ごっこ~
女性なら誰もが惹かれるイケメン銀行マンの穂高清澄(ほだかきよすみ)は、『ミスターパーフェクト』と呼ばれている。 取引先の社員である日野愛莉(ひのあいり)は、ひょんなことから彼とエッチをする関係になってしまった! トラウマから戀愛ご無沙汰だった二人は、胸をきゅんきゅんさせながら手探りの戀人ごっこにハマっていき──?
8 56悪役令嬢は斷罪され禿げた青年伯爵に嫁ぎました。
斷罪され、剝げた旦那様と結婚しました。--- 悪役令嬢?であるセシリア・ミキャエラ・チェスタートン侯爵令嬢は第一王子に好いた男爵令嬢を虐めたとか言われて斷罪されあげく禿げたローレンス・アラスター・ファーニヴァル伯爵と結婚することになってしまった。 花嫁衣裝を著て伯爵家に向かったセシリアだが……どうなる結婚生活!!?
8 101(本編完結・番外編更新中です) 私のことが嫌いなら、さっさと婚約解消してください。私は、花の種さえもらえれば満足です!
※ 本編完結済み 12月12日番外編を始めました。 本編で書くことができなかった主人公ライラ以外の視點や、本編以降のことなども、書いていく予定にしています。どうぞ、よろしくお願いします。 辺境伯の一人娘ライラは変わった能力がある。人についている邪気が黒い煙みたいに見えること。そして、それを取れること。しかも、花の種に生まれ変わらすことができること、という能力だ。 気軽に助けたせいで能力がばれ、仲良くなった王子様と、私のことが嫌いなのに婚約解消してくれない婚約者にはさまれてますが、私は花の種をもらえれば満足です! ゆるゆるっとした設定ですので、お気軽に楽しんでいただければ、ありがたいです。 11月17日追記 沢山の方に読んでいただき、感動してます。本當にありがとうございます! ブックマークしてくださった方、評価、いいねをくださった方、勵みにさせていただいています! ありがとうございます! そして、誤字報告をしてくださった方、ありがとうございました。修正しました。 12月18日追記 誤字報告をしてくださった方、ありがとうございます! 修正しました。 ※アルファポリス様でも掲載しています。
8 104