《攻略対象外だけど、好きなんです!》18 「晩飯」

 食堂へ行くと、そこには桐ヶ谷くん以外全員がいた。

「雪月!、大丈夫なのかい?」

 澄くんが心配そうに話しかけて來た。

 あたりを見渡すと、みんな心配そうに見つめている。

「私はもう、大丈夫です。ご心配をおかけしてしまい、申し訳ございません…。」

「本當に大丈夫?屋上に行った、って聞いて、すごく心配したんだから…。これからは、勝手に危険な行をするのはやめてよね!」

日梨ちゃん……。はい、わかりました。」

 確かに、みんなを守るためとはいえ、勝手に危険な行をするのは良くないよね。

 予測外なことも怒っちゃったし。

 今度からは気をつけよう……。

「おい、お前ら。そろそろ夕飯できんぞ。席につけ。」

 東くんが夕飯が出來たと伝える。

 東くんの、玉子焼き…!!じゅるり…。

 ふふっ、ちょっとよだれが出ちゃったけど、誰も見てないよね…?

 東くんの料理っていつも味しいから、楽しみだなぁ…!

「海斗、今日の夕飯って何?」

「今日の夕飯は、白米に、焼き魚と、味噌。それに、玉子焼きだな。あとは…唐揚げか。あ、雪月にはおかゆを作っておいたぞ。」

「東くん…!おかゆ、ありがとうございます……!」

 あ、東くん……!

 君はなんて優しいんだ!!

 このツンデレヤンキーめ!!

「べ、別にお前のために作ったわけじゃ……!みんなが心配そうにしてたからだ!」

「それでも、お禮を言わせてください!…ありがとうございます。」

「お、おう…。」

 照れてる…。

 まったくもう、可いなぁ♡

「じゃあそろそろ、食べようか。」

「おい待て、まだ湊と桐ヶ谷がまだ來てねぇ。…食事の時間に遅れるとは、どういう神経してんだ。」

「あ、みんなまだ食べてなかったの?」

 ちょっと〜〜!?桐ヶ谷くん〜??なぁに自然に登場しちゃってんの〜?

「おいてめぇ。お前を待ってたんだよ。」

「ひぃう!!!」

 あ、後ろにひょっこり緑川くんがいる。

 可いなぁ…♡

 「ちょっと海斗、そこまでそこまで。…みんな揃ったことだし、食べようか?」

「「「いただきます。」」」

 約一ヶ月ほどお待たせしてしまい、本當に申し訳ございません!!!

 

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