《お願いだから別れて下さい!》3話 苦しいなあ……
  今日もあの2人ラブラブだったなあ。
  
  私の付ける間なんてないのかな……
  私は 保田 遙。
  高校になってから好きな人が出來た。どうせ私は付き合えないけど……
  私の好きな人には彼がいる。ということは、両思い。
  
  私なんて眼中にないはずだから、私はこの気持ちを心の奧底に閉まった。
  「なんで私じゃないのかな………」
  毎日こんなことを考えて言ってはダメだって思っている。
 もう、諦めよう。と思ってもなかなか諦めがつかない、私はもう何もいらない、あの人の気持ちを私だけに向けてほしいと思ってしまう。
  「最低だよね、」
    ピロんッ
  好きな人からのLI〇〇だ。
  〔 今日はありがとう!遙のおかげで助かったよこれからもよろしくなッ! 〕
  こんなの酷いよ。諦めようとしてもこれじゃあ諦められないよ…もう……。
  「私も懲りないなぁ…」
  今日は 金曜日この學校は土曜日も學校があるから中學からあがったばかりの時は辛かったな。
  今はもう慣れたけど、それにあの2人の姿をほとんど毎日見るからな…
  遙は學校に著き日直の仕事をしていた。
 遙はいつも1番最初に教室にる。
 登校中に2人がいちゃついているのを見たくないから。 苦しくても學校には行かなければならないし、あの人に會いたいから……
  「おはよう遙!」
  「おはよう大雅くん…」
  「なんか元気ないな?どうしたんだ!?話くらいなら聞くぞ、俺も心配だし。それに…」
  本當に優しいな、この優しさを私だけに向けてほしいと思ってしまう自分がいる。葉わないでも今この瞬間が続いてほしい…… 私だけを見てほしい。
  「大丈夫だよ、私今日寢不足で眠いんだ。しばらくしたら目が覚めるから大丈夫。」
  「そうか?大丈夫ならいいけど… まあ、なにかあったら言ってくれ。俺に出來ることならなんでもするから!」
  本當に優しいな。
  こんな日々の幸せに浸っていると必ず邪魔がる。
 大雅くんの彼が遊びに來る。
同じクラスになれて嬉しいけど、それが辛くて…
  「大雅いる?遊びに來たよぉ〜♡」
  彼は、水樹 伊織。大雅くんの彼で、可いし、凄くモテる。
  私とは似ても似つかない。そりゃ、大雅くんも好きになるよね。
  遙は 逃げるように教室から出ようとするが、いつも伊織に捕まる。
見ているのが辛いのに……
  まるでラブラブなのを見せつけるように。
 伊織は、大雅の前に立つといつもキスを要求する。
  でも、大雅はそれをいつものように斷ると、伊織が拗ねる。
  それがいつもの風景。
  教室に津野田《つのだ》先生がって來た。
  大雅達の擔任だ。の癖にとても男ぽい喋り方をするからみんなからは、ボス と呼ばれている。
  「よぉーし、お前ら席に座れ。それと、自然に佐藤の隣にいる水樹ッ!早く教室に戻れ!お前のクラスはここじゃないだろ、お前は毎回毎回 佐藤の隣に自然にいて、本當になんなんだ……」
  ボスは、大きくため息をついて水樹を見る。
  「はぁーい⤵︎でもボス、私が大雅の隣にいるのは自然で當たり前のことなんだよ。」
  目を輝かせて言う伊織は、本當に大雅の事が好きなんだ。
ということが分かるほど素直で真っ直ぐ。
  そんな人に私は…無理だよね と不安そうな顔で伊織と大雅を見ている遙の姿があった。
note+ノベルバ+アルファポリス+電子書籍でエッセイ、小説を収益化しつつ小説家を目指す日記
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8 120どうやら魔王は俺と結婚したいらしい
俺達が普通に何気無く生活していた時、突然俺達の世界に謎の建造物が現れた! その名は魔王城! そこには人ではない魔物が住んでいて、その魔物達が人間達を襲い混沌とした日常が訪れる……なんて事にはならずに俺達は何気無く普通の生活を送る。 なにもしてこないなら良いか、俺を含めた皆が安心していた時、俺の身にあんな事が起きるなんて想いもしなかった……。 この物語は俺が魔王に拐われ魔王城や色んな所でドタバタする、そんな話である。 ※ なろう、の作者、麥茶ライスさんがイラストを描いてくれました! 2話にあります、ありがとうございます。 ※表紙は、小説家になろう、の作者、麥茶ライスさんのイラストを使わせて頂いております。 ※この小説は、小説家になろうにも投稿しています。
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