《お願いだから別れて下さい!》11話 夏って嫌いだ5
    「紗莉円ちゃん、ごめんね?」
    「はるちゃん貴方は、謝りに來たんじゃないでしょ?」
    「うん…」
    遙と紗莉円は妙な空気の中ソファーに向かい合わせに座り話した。
    「はるちゃん貴方の要件は分かってるわ。昨日のことでしょ?」
    「うん、単刀直に聞くよあの時の話ってなんなの?」
     「それは、私に聞かずに本人に聞いたらどうなの?二人揃って隠れるのは卑怯じゃない?」
    ガタガタッゴン!
    「姉さん!」
    「お姉様〜!」
    ー30分前ー
    コンコン
    「姉さん、話があるんだけどいいかな?」
    「いいわよ。今開けるわ」
    紗莉円は、すんなりとドアを開けてくれたが俺の橫にいた伊織を見た瞬間バタンっとドアを閉めた。
    「姉さん!?  何でだよ、開けて!」
    「悪かったわね、つい條件反で!」
    「だからなんで、逆切れするんだよ!」
    紗莉円は「分かったわよ」といい部屋に二人ともれてくれた。何故かソファーに座りなさいというように手で導され座り、「話はなに?」と言われ大雅はイラついた顔から真剣な顔へと変わった。
    「姉さん。俺と伊織の事もう分かってるんだろ?」
    「なんの話?」
    「お姉様、もう分かっているんです。伊織達のこともう気付いていますよね?」
    「分かったわよ。」
    部屋の中は異様な空気に包まれその中にろうとする者がいれば、抹殺される。というような空気になっていた。3人は真剣な顔というよりお互いに睨み合っているようにも見えた。
    「それで、要件は何かしら?」
    「姉さんには黙っていてほしい。」
  紗莉円は太ももに手を置いていたが大雅達から見て右手で顎を支え考え始めた。
    「貴方達はそれで幸せなの?大雅ははるちゃんが好きなのに?」
    「「それでいい(んです)」」
    大雅と伊織はし微笑みながら言った。紗莉円は分からない。という顔をして、しばらく黙っていたが口を開いた。
    「貴方達がいいとしてもはるちゃんはどうなるの?!本當の事を言ったの?」
    大雅は橫に首を傾げあからさまに なんで? という顔をしていた。
    「お姉様。大雅は気付いてないんですよ、告白された癖に……」
   「大雅なら有り得そうね」
    「すみません、二人とも俺の悪口を本人の目の前で言うのはどうかと思うけど?」
   「「裏ならいいの?」」
    「ごめんなさい」
    大雅は下を向いて黙り込んでしまった。
  それを見ながら二人は笑っていた。ずっと黙っているわけにもいかず、大雅は発言しようとすると
   コンコンコン
「紗莉円ちゃんいるかな?話があるんだけど、」
   皆が凍りつくようにピタッと止まり背筋にひんやりと電気が走った。
   急いで大雅と伊織は後ろにあるクローゼットの中にり、紗莉円がそれを確認すると遙に返事をした。
    「その聲は、はるちゃん?開けてあるからって來なさい」
    「うん、るね?」
    遙は部屋の中にった。
   「紗莉円ちゃん、ごめんね?」
    「はるちゃん貴方は、謝りに來たんじゃないでしょ?」
    「うん…」
    遙と紗莉円は妙な空気の中ソファーに向かい合わせに座り話した。
完全復活です!
と、言ってもあんまり更新スピード変わってませんね(^ω^;);););)
夏って嫌いだシリーズって自分では呼んでいるんですけど結構続きますね〜
まだ続くと思います。
すみません(_ _)
面白かったら フォロー グッド コメント よろしくお願いします!!!
コメント見るの好きです本當に嬉しいので(*´ω`*)
お知らせ
ノベルバランキング3位でした!!
ランキングでは8位です!
本當にありがとうございます(ㅅ´-`)
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