《好きだよ》第23話
-數日後-
舞「お邪魔します…」
翔「えっ舞ちゃん?」
舞「はい!」
私は翔先輩の家に來ていた。
もちろんお見舞いに來たのだ
-數分前-
私は翔先輩のことが気になってつい先輩の家まで來てしまったのだ。
手土産も持ってきたし服裝も髪型もちゃんとしてきて準備萬端のはず…だけどいざインターホンをならそうと思うとがかなくなる。
舞「あーもう!どうしたらいいのー!」
翔の母「あら、あなたこの間翔を送り屆けてくれた」
舞「え?」
聲のした方を見るとそこには翔先輩のお母さんが立っていた
舞「こ、こんにちは!えっとその…」
翔の母「翔のお見舞い?」
舞「そ、そうです!」
翔の母「わざわざありがとうね。だいぶ良くはなったみたいたけどまだし熱があってね」
舞「そうですか…」
翔の母「よかったら上がっていかない?」
舞「えっいいんですか?」
翔の母「えぇ。きっと翔もこんな可い彼が來てくれて喜ぶわ」
舞「か、彼!?」
翔の母「違うの?」
舞「ち、違います!私はただの後輩です!」
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翔の母「なんだ…てっきり未來ちゃんの事吹っ切れたのかと…」
舞「え?」
翔の母「なんでもないわ。とりあえず上がって」
舞「ありがとうございます!」
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翔「お見舞いに來てくれてありがとう」
舞「いえ!調どうですか?」
翔「だいぶ良くなったよ」
舞「よかったです!」
翔「うん。何か飲みとお菓子持ってくるよ」
舞「先輩はいちゃダメですよ!まだ熱もありますし」
翔「でも…」
舞「飲みとお菓子なら私が取ってきます!なので先輩は休んでてください」
翔「ごめんね」
舞「全然大丈夫です!」
リビングに降りて
舞「あ、翔先輩のお母さん!お菓子と飲み貰えますか?」
翔の母「ちょうどいいところに來たわ今持っていこうと思っていたの」
舞「ありがとうございます」
翔の母「ねぇひとつ聞いてもいいかしら」
舞「なんでしょう」
翔の母「あなたよく似たお姉さんとかいる?」
舞「いえ、一人っ子です。それが何か?」
翔の母「そう。昔翔と付き合っていたの子がいたんだけどその子にあなたが瓜二つで」
えっ…
私は困仕切って頭が追いつかなかった。
翔の母「ごめんなさいねこんな話して。さ、早く飲みとお菓子を持って行って?翔が待ってるわ」
舞「あ、はい」
翔「あ、おかえり舞ちゃん」
舞「…」
翔「舞ちゃん?」
舞「…!ごめんなさい!」
翔「どうしたの?気分悪い?」
舞「い、いえ、そういう訳では…」
翔「そう?ならいいんだけど」
舞「あ、これ先輩の昔の寫真ですか?」
翔「うん。中學ってすぐの頃かな?」
舞「へぇー…あ、これ…」
私は1枚の寫真に釘付けになった
翔先輩と私とよく似たの子のツーショットの寫真。すごく仲が良さそうに見えた
舞「…あの先輩」
翔「ん?」
舞「翔先輩のお母さんから聞いたんですけど…」
翔「うん」
舞「昔付き合ってたの子がいたって…」
翔「聞いたんだ」
舞「ご、ごめんなさい!でも気になってしまって…」
翔「…僕にはね未來っていう彼がいたんだ」
舞「…」
翔「彼はデートの帰りに僕の誕生日プレゼントを買うために寄り道して、通事故にあって死んでしまったんだ」
舞「えっ…」
翔「心臓が潰れて即死だったそうだよ」
舞「そんな…」
翔「彼は僕の誕生日プレゼントを買うために死んでしまった…その事が悔やんでも悔やみきれなかったよ」
舞「そんなの翔先輩のせいじゃ…」
翔「きっと未來もそう言っただろうね。でもそうでもしないと未來の死をけ止めきれないんだ」
舞「未來さんはきっと翔先輩に幸せになってしい。前を向いてしいと思ってますよ!」
翔「…うんそうだね。そろそろ僕も吹っ切らないとね」
舞「あ、ごめんなさい!何も知らないのに…」
翔「大丈夫だよ。今日はありがとう。もう遅いし今日は帰った方がいいよ」
舞「はい。それじゃあ失禮します」
翔「また學校でね。バイバイ」
舞「また學校で」
リビングに降りて
翔の母「今日はありがとう」
舞「いえ、こちらこそありがとうございました」
翔の母「いつでもまたいらっしゃい」
舞「はい。失禮します」
-舞の退室後-
翔「はぁ…やっぱり僕は舞ちゃんの事未來と重ねているのかな…」
でも、そんなの未來にも舞ちゃんにも失禮だ…
翔「でも僕は…舞ちゃんの事…未來よりもずっと…」
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