《右目を無くした年ののお話》通學路にて

いつものように制服に著替え

飯を食べ、家を出る

爽やかな春風が髪を揺らし

桜の木を揺らす

花が散り枝がちらほらとを見せている

靜かな住宅街にポツリと現れる

荘厳に咲き誇る桜と

「咲宮くーん!」

響き渡る俺を呼ぶ聲、辺りを見回すと

こちらへと駆けてくる一人の

「────気のせいか」

「えぇ!?この聲の大きさで

気のせいってことは無いよね!?

さっきこっち見てたもんね!?」

驚愕の表を浮かべる

「んで?何の用だ?」

呼んできたからには何か用があるのだろう

人の話を聞かないほど

ダメな人間になったつもりはない

「前を歩いてたから聲をかけただけだよ

特に話す用事とかはないよ?」

「そうか、急ぎの用事を今作ったから

俺は先に行く、付いてくるな」

向こうに用事が無ければ

俺も彼に用はない

「付いてくるなって言われても

目的地同じだよ!?一緒に行こうよ!」

必死になって言葉を続ける

「斷る、馴れ合うつもりは無い」

踵を返し春斗は學校へと向かう

「え~!良いじゃん行こうよ!」

────結局、學校まで付いてきやがった

ここまで読んでくださって

ありがとうございます!!

最近、この作品をフォローしてくださったり

コメントをしてくださったり

ありがとうございます

元々、この作品はメインで書いている

作品の片手間になんとなく書こうかなと

思って書き始めました

正直、そろそろ止めようかなと

思っていたのですが

楽しみにしてくださっている事を知って

続けようと思いました

これからも頑張って行くので

応援よろしくお願いします!

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