《右目を無くした年ののお話》自宅へ
「でさ、高校に上がってみたらなんと
アイツがいるじゃねぇか、運命だと思って
告白して─────フラれた」
勢いで話していた京極は途端に暗い顔をした
「一人で勝手に喋って
自分で傷つくの止めろよ鬱陶しい」
「だって、運命だと思わね!?
一目惚れした相手が同じ高校に進學するってよ」
また、テンションを元に戻し話始める
「勝手にそう思っとけよ」
面倒臭さが滲み出る返事をしながら歩いていると
「───っと、著いたぜここだ」
住宅街にある普通の一軒家
表札には『早坂』と、書いてあった
「そうか、ありがとう
もう帰って良いぞ」
「ここまで來て帰らせるの!?」
驚きの表を浮かべる京極
「だって、お前、気まずいだろ?」
と、言うと
「そ、それもそうか、いやしかし!」
謎の覚悟を決めている間に
ピンポーン
「あ、どうも、早坂さんと同じクラスの
咲宮と申します、ノートを屆けに參りました」
『はい、々お待ち下さい』
「はい」
「え、お前、そんなにすらすら話せんの?
いつも適當なのに」
京極が驚いた顔をしてこちらを見ている
「まぁ、最低限のルールは出來るつもりだが」
「マジかよ、意外としっかりしてんのな」
等と話していると
───ガチャッ
ドアが開いた
【書籍化】傲慢王女でしたが心を入れ替えたのでもう悪い事はしません、たぶん
「貴方との婚約は白紙に戻させて頂く」凍りつくような冷たい美貌のリューク・バルテリンク辺境伯は決斷を下した。顔だけは評判通りに美しいが高慢で殘酷な性格で、贅沢がなにより大好きという婚約者、ユスティネ王女……つまり私の振舞いに限界になったからだ。私はこれで王都に帰れると喜んだけれど、その後に悲慘な結末を迎えて死亡してしまう。気がつくと再び婚約破棄の場面に時間が巻き戻った私は、今度こそ身に覚えのない濡れ衣を晴らし前回の結末を回避するために婚約破棄を撤回させようと決意した。 ※ビーンズ文庫様より書籍版発売中です。応援ありがとうございました! ※誤字報告ありがとうございます!とても助かります。ひらがな多いのは作風ですのでご容赦下さい。※日間総合ランキング1位、月間総合ランキング2位、月間ジャンル別ランキング1位ありがとうございました!※タイトル変更しました。舊題「傲慢王女な私でしたが心を入れ替えたのでもう悪い事はしません、たぶん」
8 111小説家の作詞
作者が歌の詩を書いてみました。 どんなのが自分に合うか まだよく分かってないので、 ジャンルもバラバラです。 毎月一日に更新してます。 ※もしこれを元に曲を創りたいと いう方がいらっしゃったら、 一言下されば使ってもらって大丈夫です。 ただ、何かの形で公表するなら 『作詞 青篝』と書いて下さい。 誰か曲つけてくれないかな… 小説も見てね!
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8 59カノジョの好感度が上がってないのは明らかにおかしい
『好感度を上げすぎるとその人との関係がリセットされる。』 ある日、そんな無慈悲な呪いをかけられた彼は、戀人も友達も一切いない哀しい學園ライフを一人謳歌していた。どうせ消える関係に期待するなんて馬鹿らしい。そうのたまい、人と深く関わること自體を拒否してきた彼だったが、突然転校してきた少女や、様々な人々と接していく中で、彼は少しずつ変わっていく。 呪いと過去が交錯する中、彼は何を望み、何を失い、何を摑みとるのか。 ※カクヨムにも連載中です。
8 145好きだよ
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