《右目を無くした年ののお話》新たな発見

次の日の放課後

「ねぇ、咲宮君」

早坂が話しかけてきた

「何?」

帰りたいオーラ全開で答えると

「この後空いてる?」

と、聞かれた

「空いてない」

と、答えた

放課後に空いてるかどうかと聞かれるのは

面倒事確定だろう

「何か予定あった?」

「帰って本を読まないと」

そう答えた矢先

「世間ではそれを暇と言う」

「わわっ!京極くん!」

「どっから湧いたんだよ」

いつの間にか京極が近くにいた

「行ってやれよ咲宮、どうせ暇なんだろ」

「暇ではない、やることはある」

斷固拒否の姿勢をとっていると

「あ、じゃあ、京極くんもどう?」

その言葉を聞き京極が至福の表を浮かべる

「そしたら咲宮君が來やすいだろうから」

「待て、俺は悪くない」

鬼の形相でこちらを見てくる

「それで、どこに行くんだ?」

正気に戻った京極が聞く

「ゲームセンター行こうかなって」

「それならそうと早く言え」

「おっ、咲宮が食いついたな」

読書の次にゲームが好きな春斗にとって

ゲームセンターは寶庫だった

「じゃあ、この後行こっか四人で・・・

    人が読んでいる<右目を無くした少年の戀のお話>
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