《右目を無くした年ののお話》プラスワン
「おいおい、早坂あと一人は誰だよ
ここには3人しかいないぜ?」
「もう一人はねぇ」
イタズラっぽく笑い指を指す
その先を見ると
「お前は──前に見たことあるな」
と、言うと呆れた顔をして
「ホントに人の事覚えないんだね
前にメモを渡したじゃない」
その時の景を思い出す
「あー、あのときか」
「すまん、誰だ」
すっかり忘れられていた京極が聞く
「名代結奈なしろゆなって言います、よろしく」
「おう、よろしく」
「これで全員揃ったし行こう!」
學校から出て駅の方へと歩く
「へー、それであんな変なことになってたんだ」
名代が笑いながら言う
「早坂、早坂さんお願いします
これ以上あれをほじ繰り返さないで下さい」
「大丈夫、特に気にしてないから!」
「ぐふぅっ」
名代に告白のことを聞かれ早坂が
京極のメンタルをガリガリと削っている
「おい、どこまで行くんだ
商店街のり口の所じゃないのか」
思っていた場所とは違う場所へ行っているようだ
「新しい機が多いから駅前のところに行くの!」
駅前…それは人が多く集まるところ
「會わなきゃ良いが」
「ん?何か言った?」
「何でもない」
ワイワイと話ながら歩いていくと
「著いたよ!」 
早坂が告げた
ゲームセンター特有のクレーンゲームの音や
さまざまなゲームの効果音がりれている
「最初はどこに行こうか」
京極が聞くと
「やっぱり最初はプリク──」
と、名代が口を開いた瞬間
「斷る」
「やだ」
「遠慮しておこう」
「何で三人とも息ピッタリなの?」
三人から拒否の聲が上がった
「じゃあ、最初はあれやろう!」
早坂が指を指す
「なるほどあれか」
「あれなら皆でできるもんね」
「絶対負けねぇわ」
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