《右目を無くした年ののお話》暗い思い出

最後の直線に差し掛かる

歓聲が飛びう中

次の走者にバトンを渡すべく手をばし振り下ろす

相手も緩やかに助走を始める

しかし、そのバトンがつながる事は無かった

片目しか見えないというのは人よりも距離を上手くつかめない

簡単な話、外したのだ

そのまま、バトンを落とし

次の走者にぶつかり二人とも転んでしまった

そのあとのことは言うまでも無いだろう

春斗にとって育祭はトラウマでしかないのである

「クソッー」

つぶやきながらふらふらと歩いていく

    人が読んでいる<右目を無くした少年の戀のお話>
      クローズメッセージ
      つづく...
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