《監から始まるって怖くね?》ふぁっ?

 「アーラーターン♡眠れた?昨日は凄かったね♡」

「...寢相だろ」

「まぁ...そうだけどさぁ、ねぇキスしてくれない?」

「ダメだって」

「なんで?なんでなの?」顔を下げて彼が何かと手に取る

「痛っ...え?」腹にハサミが刺さってる...?

「痛い痛い痛い痛い痛い!!!」転がり回るように痛みにたえる

チュッ

「おはようのキス...しちゃった」

腹にハサミが刺さっていてもキスは心地よかった、舌をれてきて絡めてくる

手をに當ててみる、なんだこれなんだこれキスしてしまったのかやばい...ヴェールに殺されるんじゃないか?

「あーズルいよルージュ!」

「この子は私のよ」

なんだ...このデジャブ

「アラタンは私が好きなんだよね?」

ハサミをぐりぐりしてくる

「痛っ...あ、あぁ」

「って言うわけで結婚するから」

「え?ここは...?」

「ここはって結婚式場でしょ?」

は?なんだ?おかしいぞベッドから一瞬で結婚式場に変わった?ぞ?

「どうしたの?」

おかしいおかしいおかしい...頭が狂いそうだ

「うわぁ!」ベッドから飛び起きる心臓が早い...も熱い...汗でくだくだ、気持ち悪いな、しかも夢オチ....でもキスは気持ちよかったな

「どうしたの?新君」

「いや...ちょっと怖い夢...見てさ」

「そっか」

「アラタンうるさいなぁもう」

「は、はは、あはははははは」

ルージュとヴェールが見つめあって首を傾げあう

こんな平和なのかここは...安心したわ

こんなに贅沢しても監ってことにまだ恐怖をじているのか...

い2人を抱きしめて、

「よし、監生活を始めようか」

    人が読んでいる<監禁から始まる戀って怖くね?>
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