《選択権〜3つの選択肢から選ぶチートは!?〜》試験と昇格④圧倒的強者
おっと、目の前にドラゴンがいる
今の俺達で勝てるのだろうか
心配になったので強奪を使うことにした
(別にルールを破ったわけではないよ、だってドラゴンは今回の討伐外だからね!!!)
さっさと終わらせようと強奪を発した……はずだった
正確には弾かれたというべきだろう
そして、後ろのドアが閉まってしまった
想定外の連続が起きたが、やることは一つだけだ
『ドラゴンを倒す』
そのために、
「マリン蒼魔法で援護を、フレアは疾風迅雷のスキルを危なくなったら使え、それまではマリンと同じで援護を」
「わかったなの~」
「わかったのよ!」
すぐに各自行をして、俺は黒焔を手にした
ドラゴンは余裕があるのか俺達の行を観察していた
そして、俺達の準備が終わったと見るやブレスを吐いてきた
咄嗟によけたことで事なきを得たがその威力には目を見張るものがあった
地面は溶けていて、當たった場所は陥沒している
「やっべーなぁ、本格的にキツイぞコレ」
理由は二つある、一つ目はマリンとフレアの攻撃がほとんど効いていないことだしは傷がついているがその程度でしかない
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二つ目はドラゴンはまだブレスしか放っていない點だ
これ以上の攻撃がある可能は多いにあるだろう
だが、危険ではあるが接近することにした
そうでなければ結局負けてしまうからだ
一応黒焔ならばし裂けるようで痛がっている
だが、決定打が足りない新しいスキルを使うのも手だが、まだ慣れていないのとそれによる隙が出來るのがダメだと思ったからだ
そうして何度か打ち合っていると急に空を飛んだ
そして急降下しながら尾を叩きつけてきた
避けられないと思って腕を前に出しガードした
だが、いつまで経っても腕への衝撃がない
目を開けるとマリンとフレアが壁に吹っ飛んでいってた
「マリン、フレア!」
恐らく二人が魔法を使って俺を守ろうとしたからだろう
二人のHPが殘り二桁しかなくなっていた
ドラゴンは咆哮を上げてこちらを見ていた
だが、そんことはどうでもよかった二人が生きていてくれれば
「後は俺に任せろ」
こんな覚になったのは初めてだ
似たような覚はあった、だが今までとは比べにならないくらいだった
そう、キレているのだ自分とこのドラゴンに
このドラゴンを倒すためなら全てを出しつくそうと思った、そのため瞬歩、魔眼、雷裝、を同時使用した
この時、アキは音を置き去りにしていた
一瞬のうちにドラゴンの背後に移し、足を切ろうとした
その瞬間に怪力を使用して振り抜くと抵抗なく切ることができた
「ギャァァァァァーーー」
ドラゴンが悲鳴のようなものを上げたが関係ない、すぐにもう一本の足も切り落とした
その後は一方的な展開が続いた、ドラゴンが飛ぼうとすると羽を切り落としブレスを吐こうとすれば怪力を使った毆りで地面に叩きつけた
最後の悪あがきにマリンとフレアに攻撃をしようとしたため、首をとお別れさせておいた
倒した後、すぐに二人の元に行くと
「マスターとっても強いの~」
「何なのよあの強さは、ドラゴンを一方的に倒すなんて凄すぎるのよ」
と普通にしていた
あれ?まぁいいことなんだがなぁ…
それでも力は減っていたのでポーションを飲ませた
その後、ドラゴンをしっかりと回収して最後の扉へと向かった
一応休憩してから行ったのでしの危険なら対応できる
そう気合いをれて扉を開けるとそこには二冊の本があった
試しに一つ取って中を読んでみると中は魔導書と呼ばれるものだということがわかった
売れば大量の金になるがこの場で読むことにした
スキルの一つは、転移魔法だった
ものすごい便利なものだ、だがここのダンジョンの難易度からすれば妥當だろう
二つ目は重力魔法というものだ
こちらは極めれば空を飛ぶ(浮く)こともできるだろう
それに相手の真上のものにものすごい重力を掛ければ相當強いと思う
ちなみにドラゴンのスキルも奪っておいた
ユニークスキル、龍魔法
スキル、威圧・能力極・超回復・鉄壁
だった
これでさらに強くなっただろう
帰りは転移で帰ることにしたため、とりあえず奧の部屋で休むことにした
ご飯や飲みは沢山あるため、數日間はレベル上げとスキル確認をすることにした
そのなかで分かったことは、能力極は反則並みの強さだということだ
もし、これを使うと窓ガラスをギリギリ割れる人が巨大な巖を軽く壊せるようになると言ったところだろう
これは今回みたいな場合以外は使わないだろう
他のスキルは見た通りのスキルだった
重力魔法は最初は重いものはほとんど持てなかったけど、使うに連れて大きいものも持てるようになってきた
今は出きるだけスキルを使いいつでも使えるようにできるようにしようと思う
そして、二度とこの二人を傷つけさせないようにしようと心に誓った
今回はここまでです
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