リオナとローナに數時間に渡る折檻からようやく解放されて自室に戻ることにした

部屋にるとリアンが目を覚ましていた

「起きたのかお早う」

「お早うなのじゃ、ところで妾はいつの間にここへきたのじゃ？確か最後は…そうじゃ！名前じゃ、お主名前はつけられたのか！？」

「あぁつけられたぞ、そして名前をつけた後気を失ったんだ」

「ほ、本當なんじゃな」

「自分のステータス見れば分かるぞ」

そう言うと恐る恐るといったじでステータス畫面を開いた

すると、

「本當なのじゃ、まさか本當に生きている間に名前を貰えるとは思わなかったのじゃ！本當にありがとうなのじゃ！」

「気にすんな、これからは仲間なんだから」

「と、ところで聞いてなかったのじゃが名前は何というのだ？謝した相手の名前を知らないのは恥知らずにも程があると思うのじゃ」

「自己紹介してなかったな、俺の名前はアキ・シンドウだファミリーネームはあるが貴族ではないぞ」

「妾の名前はリ、リアンなのじゃ！これからよろしく頼むなアキ」

「こちらこそよろしく頼むリアン」

まだ自分の名前を名乗るのは恥ずかしいらしい

一旦俺らの自己紹介は終わったので今度はマリンとフレアにも自己紹介してもらうつもりだ

「リアン、俺の従魔を紹介するぞサファイアスライムがマリンで炎狐はフレアだ」

「よろしくなのよ、災難だったわね主様の本気をけるなんて」

「よろしくなの～、マスターは力加減があまり出來ないだけなの～、だから怒らないであげてしいの～」

あらら、フレアにも怒られたがマリンは純粋だからこそフレアよりも心が抉られていくなぁ…

「よろしくなのじゃ、妾はリアン吸鬼なのじゃ」

「もう驚かないのよ、前までなら吸鬼と聞いただけでびびってたかも知れないけれど今ではこういうことに慣れてしまったのよ」

あ、まだ伝えてなかった

「あー、リアンは吸鬼じゃないぞ」

「何を言っておるのじゃアキは？妾は吸鬼なのじゃ、それとも弱いから吸鬼じゃないとでも言うつもりなのか？」

「いやいや、違うぞ進化して吸黒鬼きゅうけつこっきになってるはずだぞ」

「え？」

自分のステータスを確認したらしくその畫面を見た瞬間に目を大きく広げ口もポカンと開けたまま直していた

し経つとゆっくりスローモーション映像並みの遅さで顔を上げた

「進化したというのか？」

「そうだぞ」

「初めて聞いたのじゃ吸鬼が進化するなんて」

「うーん、何故だかは分からないが俺が名前を契約した魔につけると進化するみたいなんだ、現にマリンとフレアも進化してる」

「なっ、アキはやはり規格外なのじゃ」

「わかるのよその気持ち」

「わかるの～」

その後し話してから落ち著いたのでヴィオナさんの所に行くことにした

行く前に召喚魔法を使うことは言っておいたのでそこまでは驚かないだろう

ってかドラゴンと吸鬼はどちらが強いのだろう？

気になったので聞いてみると

「ふむ、妾が勝てるのは屬持ちのドラゴンまでじゃ、今は分からぬが前はそうだったのじゃ」

と、いうのもドラゴンには

下級→中級→上級→特級→屬級→古代級→王級

となっているらしい

今のリアンならユニークスキルがあるため古代級に勝てる可能はあるということらしい

王級のドラゴンとはいずれ戦ってみたいなぁ

そんな話をしながらヴィオナさんの部屋についたのでノックをすると、

「いいですよ」

と言われたので部屋にった

「召喚魔法は功したようね、まだ鑑定していないから彼の種族は知らないわ」

「え？まだ鑑定してないんですか？」

「だって楽しみにしていましたから」

「そうでしたか、では発表しますね彼ことリアンの種族は………吸鬼です！」

すると、ヴィオナさんが固まっていた

初めてヴィオナさんが揺しているのを見たなぁ

しばらくそうしているとヴィオナさんは恐る恐る

「えーっと吸鬼ってあの吸鬼の？」

「どの吸鬼かは知りませんが吸鬼ですよ、正確に言えば吸鬼の進化した吸黒鬼ですが」

「進化、え？え？いえ、これに関しては考えても無駄かも知れないわね、もう一つ隠蔽のアクセサリー上げるからつけておいてね」

「鑑定はしないんですか？」

「えぇ、あの最強とも言われて恐れられている吸鬼の進化した相手を鑑定する膽力はないからね」

「話にって悪いのじゃが、そんな妾よりもアキの方が圧倒的に強いのじゃ」

すると、また固まっていた

やっと意識が帰って來たようだ

「もしかしたらとは思っていましたがまさか吸鬼よりも強いとは…、今回のことは私の心の中にしまっておきます、家の家族達にはそれなりのじで伝えておきますね」

「ありがとうございます、お願いします」

思っていたよりもリアンは強かったらしい

だって、あのヴィオナさんが揺するくらいなのだから！

今回はここまでです

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