《選択権〜3つの選択肢から選ぶチートは!?〜》決著
所々大きな傷があったが致命傷には程遠いダメージしか與えられていないことはすぐに分かった
「危なかったよ、正直最初に纏っていた防壁の全てが吹っ飛ぶ程だったからね、り直すには時間が掛かるから2度目は耐えられなさそうだしこっから本気を出していくよ」
「今のを耐えられるとは思っていなかったのでキツイですね」
まだ龍魔法は使うことが出來るが本気を出すと言っていた以上隙が出來る龍魔法を使うことは出來ない、相手に隙が出來た一瞬に使わなければ多分こちらがやられるだろう
俺は三つ目の手札を切ることにした
そのスキル名は【蜃気樓】というもので、簡単に説明すると幻覚を見せることが出來るというものだ
このスキルはレベルが低いと気配察知のレベルが高ければ意味が無くなるが魔王になったことでこちらの蜃気樓のレベルはMAXになっている
つまりは気配察知がレベルMAXだろう関係なく幻覚を見せられる
他にも欠點があり使うとインターバルが出來ることだ、すぐには使えないため大切な場面で使わなければならない
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俺は再び魔法が放たれた瞬間に危険察知が反応したためいつもよりも大幅に回避した
その瞬間そこを起點に十メートル程が発した、しかも魔法1発1発が発するため相當キツくなる、だがここで発の煙に紛れて俺は蜃気樓を発した
俺のダミーを狙って再び攻撃をした瞬間に転移魔法で俺本は遠くまで逃げた
その後新たなスキルである【強化・改】を使いステータスを大幅に上げることにした
このスキルは強化極や他のスキルと併用出來るが魔力を込めただけ上昇し、その魔力量によって時間が掛かるため最初は使えなかった
それからダミーが壊されるまで強化・改を使い続けた
ダミーが壊されると一気に敵がこちらまで來た、多分気配察知で蜃気樓を消した瞬間に知されたのだろう
「まさか、幻覚を見せられるとはな、相當レベルが高いのだろう?何故今まで使わなかった、それにお主が攻撃せずに逃げては意味ないだろう?」
「これには使うと一定時間使えないというものですからね、まぁ逃げていたのには理由がありますよ、では行きます」
その後速度を上げるスキルを全使用して相手に攻撃を始めた
だが、スピードは勝っていても先詠みのせいで中々破れなかったが威力も上がっているため相手は俺の攻撃を両手で止めなければならなくなっていた
この瞬間に空いている手で猛毒魔法を使用して腕を溶かせる毒を放った
だが、ここで予想外のことが起きた
俺の攻撃が吸収されてしまったのだ
猛毒魔法を吸収出來るとは思っていなかったためそこそこ揺してしまった
龍魔法を使うには隙が出來るため埒が明かなくなり一旦下がることにした
「猛毒魔法も使えるのか…、もしも使えていなかったら勝負あったな、だが使えることによって形勢逆転だよ」
「それでも俺が有利な狀況は変わらないのでは?」
すると笑みを浮かべて言葉を紡いだ
「食らえ【ディスペル】」
すると俺が今まで使っていたスキルが使えなくなった、一瞬だけかと思っていたが使用不能になってしまった
「この魔法は相手の力量で発までに時間がかかるからな、使うのに大量の時間を要してしまったよ、このスキルの効果は私との戦闘で使用した魔法の効果を無効にして使用不能にするものだ、効果は1日だから今の勝負では使えないよ」
「兇悪な魔法だな、これは一気に形勢逆転といったところか、一本取られたな」
ここまで來たら腹を括ろう、俺が手にれたスキルの中で最強であり最弱であるとも言えるスキルその名も
「【原始回帰】」
これを使うのは本當にきつい、その理由は簡単だ戦いで使ったスキルだけでなく全てのスキルが1日使用不能になる、ただしそれは俺に敵意を向けてきた全ての敵にも當てはまる
他にもこのスキルを使用すると10日使用不能になったり使用後しばらくすると、1日は起きることすら出來なくなる
つまりはステータスのみの勝負に出來る反面數で押されると何も出來ずに負けてしまうという事だ
今回はこの勝負が終わればおしまいでいいが人間と戦爭することになると使えないだろう
「何、私までスキルが使えなくなっているだと…どうなっている」
「俺の取っておきですよ、使うつもりは無かったんですがね、スキルお互いに一切使えませんよ、ステータスのみのバトルになるってことです」
その聲と共に切りかかった、ステータスの合計は誤差程度しかなさそうだが、相手はそれぞれの値だとMPが高く他の値がし低いというじになっているためスキルなしなら俺が勝つことは明白だ
結局寸止めしたことにより降參してくれたので俺の勝ちとなった
「參ったよ、初めて本気を出して初めて負けるとはね、最後のスキルが無ければ次回は勝てる可能は見えるね、でもあのスキルがある限り勝つことは難しいかな…ディスペルも意味なくなるしステータスで負けてるからね、それに私も君に力を貸すよ、君といると退屈しなさそうだしこれからよろしくね」
「こちらこそよろしく頼む、あのスキルを使わなければならない相手が出てくるとは正直想定外だったよ、それにこれにも欠點があるんだ使ってしばらくするとこんな風に倒れてしまうから…ね…」
そこで意識が途切れた
今回はここまでです
久し振りの投稿となってしまいすみません
忙しくなってきて投稿頻度が下がってきてしまっています
これからは1週間に2回投稿出來るようにはします、今までと同じように2日投稿出來ず申し訳ありません
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【サーガフォレスト様から1巻発売中&続刊決定!吉岡榊先生によるコミカライズ準備中!】 私は勇者パーティーのリリス。その勇者に裏切られて倒れていた私を助けてくれたのは魔族の四天王。そして、彼らの好意もあって魔族になったんだけど…。その時の手違いで幼女化してしまう。 「おい、邪竜を倒してこいって言ったよな?」 「けんぞくに、なるっていうから、ちゅれてきたー!」 そんな幼女が無雙する反面、彼女を裏切った勇者パーティーは、以前のような活躍もできずに落ちぶれていく。 そして、私を溺愛する父兄も「こんな國、もう知らん! 我が領は獨立する!」と宣言する。 獨立後は、家族で內政無雙したり、魔族領に戻って、実家の謎を解いたり。 自由気ままに、幼女が無雙したり、スローライフしたりするお話。 ✳︎本作は、拙作の別作品と同名のキャラが出てきますが、別世界(パラレル)なお話です✳︎ 舊題「幼女無雙 〜勇者に裏切られた召喚師、魔族の四天王になる。もう遠慮はなしで【英霊召喚】で無雙します!〜」 © 2021 yocco ※無斷転載・無斷翻訳を禁止します。 The author, yocco, reserves all rights, both national and international. The translation, publication or distribution of any work or partial work is expressly prohibited without the written consent of the author.
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