《VRMMOをガチャで生き抜くために》8話── 妖刀──村正について

俺達は薬草を採取した所よりも奧に行った。そこにはやっぱりただの草原が広がっていた。しかし、ゴブリンやコッコ、スタンプ─ボアがいた所より、草がいっぱい生えている。ほとんど雑草なんだとか。たまにいい薬草とかが生えていて見つけると高く売れる。

「さあ著きましたよ!早く斬ってください!」

「いやいや俺は別に戦闘狂じゃないよ?」

「知ってますよ!でも早く戦ってください!その剣の能力知りたいんですよ!」

「確かに俺も知りたいな...じゃあ逝ってくる。」

あ、フラグ立てちゃった。

「頑張ってください。」

「おう!」

一角ウサギが沢山いる。一角ウサギとは角がひとつ生えたウサギだ。とても兇暴なので気をつけなくてはならない。

「うお!あぶね!雑草が邪魔でどこにいるかわかんない。」

「頑張って見てればきっと見えるよ!」

「そんな無茶苦茶な...」

「あとスキルは使わないでね!純粋な剣の能力だけ知りたいから。」

「分かったよ。」

一角ウサギが出てきた瞬間斬る事に功した。

一角ウサギは角×1とウサギの×1をドロップしました。

「リュウさんいい調子!」

「ありがとう。まだ倒す?」

「はい!まだまだですよ〜」

「まじか...」

さっきの要領で同じように狩ってく。

リュウのレベルが10に上がりました。

20ほど倒したところでレベルが上がった。レベル10になると自分のギルドが作れるようになる。

「レベル10に上がったよ!」

「おめでとうございます。じゃあそろそろほかのところ行きましょうか。」

「まって、お晝ご飯作らないといけないから1回ログアウトしていい?」

「わかりました!私はレベル上げときますね。」

「気をつけろよ!」

リュウがログアウトしました。

「今日は2人ともいるからリクエスト聞きに行こうかな。」

俺はたまに食べたいものを作ってあげてる。

「前回は詩織だったから今日ははる姉に聞いてみよう。」

『コンコン』

「はる姉っていい?」

「どうぞーどうしたの?」

「今日のお晝ご飯何がいい?」

「そうだなーチャーハン!」

「オッケー作ってくる。」

「ありがとうよろしく〜」

「チャーハンかー久しぶりに作るなー」

早く作ってゲームしたい。

「2人ともーできたよー」

「「はーい!」」

ドタバタしながら降りてくる。ご飯になるとくのが早い。

「では、いただきます。」

「「いただきます!」」

「リュウ兄最近部屋に籠りっぱなしだけど何してるの?」

「それ私も知りたいわ!」

「ドラゴンズギアっていうVRゲームだよ。」

「へー面白そうだね。」

「最近話題のやつでしょ?」

「そうそう、自由度が高いから結構んなことが出來るんだよ。」

「私もやってみたいなー」

「今度やらせてあげるよ。」

「ありがと!」

「どういたしまして。」

「「「ごちそうさまでした。」」」

「じゃあ洗いは任せてね。」

「おっけー!」

そして再びゲームの世界に行くのであった。

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