《VRMMOをガチャで生き抜くために》52話──勝負

【村正】を使い始めてからサクサクと進んで、既に5階層が終わろうとしていた。確か5階には中ボスとしてゴブリンゴーレムが居るんだったかな。ゴブリンゴーレムとは名前の通り、ゴーレムの中にゴブリンがっている。普通のゴーレムよりはくないが、群れをなしていることが多いので、とても厄介だ。まあ、一般的な武や防ならな。

「そろそろ出てくるかな?」

(うむ。きっとそうであろう。我の野生の勘がそう言っておる。)

「よし!じゃあ、グレイスどっちが多く狩れるか勝負だ!」

(ふふふ。いいだろう。我の本當の強さを見してやろう。)

「負けないからな!」

(では、お先です!)

「あっちょっと!それはずるいよ!」結局、出てきたゴブリンゴーレムは全部で23匹だった。グレイスもレベルが上がり、風魔法で、ゴブリンゴーレムを倒すことが出來ている。俺も負けてられないので、すぐに戦闘に參加した。【村正】を使っているので、スキルを使わないで倒すことが出來るが、【薙ぎ払い】を使った方が効率的だ。

〜〜15分後〜〜

「はあ、結構時間かかったね。」

(うむ。主が我の邪魔をしたからな。)

「グレイスだってしたじゃん!」

(そ、そんなことは知らん。さ、さあ結果発表と行きましょう!)

「そうだね!」

(我は10匹だったぞ。主は?)

「ふふふ。殘念だな!俺は13匹だ!」

(くそう...我の負けか...仕方ないか。主はチート武とやらを使っているらしいからな。)

「いや、まあ、それは俺の運が良かったから仕方ないよ。運も実力のうちって言うからね!」

(今日の所は主の勝ちでいいですよ!)

「ありがとう。じゃあそろそろ村へ帰ろうか。」

(うむ。はやく帰ってが食べたいです。)

「グレイスは今日勝負で負けたからおは無しかな?」

(え!なんだと...)

「噓だよ噓!早く戻ろう。」俺達がダンジョンから出てたら、外は既に真っ暗だった。急いで帰ることにした。

「ガチャ」

「遅くなりました!」

「あぁ、おかえり、夜ご飯は作ったけど食べるかい?従魔用のご飯もありますから。」

「はい!ありがとうございます!」

(謝する。)この人のご飯はとても味しかった。満腹まで食べて、今日はすぐに寢てしまった。きっと、ダンジョンでの疲れもあったのだろう。明日からは村の警備をちゃんとやってかないとな。

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