《VRMMOをガチャで生き抜くために》60話──出発

「コンコン失禮します。」

「おや?どうしたんだね?」

「ある冒険者が、無くなったとされた村を見つけたようなのでお連れしました。」

「そうかい。ってきなさい。」

「失禮します。どうも、初めましてリュウと申します。」

「初めまして、私はギルドマスターのルインと言う。よろしく頼む。そこに座って、その話とやらを聞かせてくれ。ヒカリ、コーヒー出してやれ。」

この人は、小柄のおじいさんだ。

「はい。」

俺はギルド員の人にした話と同じ話をした。

「なるほどな。では、明日その村へ食料と、冒険者を向かわせよう。念の為、冒険者は上位クラスのやつだけだ。それと、リュウくんにはCランクに昇格だ。だから、リュウにも加わってもらう。」

「分かりました!」

俺は一応あの村に無かった消耗品を買っていくことにした。

〜〜次の日〜〜

「おはようございます。」

「リュウさんおはようございます。こちらへどうぞ。」

俺は2階の大部屋に連れていかれた。そこには既に、上位クラスの冒険者がいた。天馬、華蓮、サキ、ドリスとリュウの5人で行くらしい。

「お!リュウって言うのか!前に話したことあったよな。ドリスだよろしく!」

「あ、話しましたね!よろしくお願いします。」

「俺は【神聖なる神殿】リーダの天馬だ。よろしくな!」

「よろしくお願いします。」

「はい!私はサキ!リュウくんよろしくね!私のことはサキって呼んで。」

「サキよろしくね!」

「もうサキったら、いつも子供っぽいんだからー。私は華蓮。【紅蓮の炎】のリーダーやってるわ。何かあった時は頼りにしてくれて構わないわ。リュウさんよろしくね。」

「あっ、分かりました!よろしくお願いします。」

そして、俺は皆とフレンド換をした。

「では、説明させていただきます。」

今回は幻の村に行き、村の復舊や、警備などをして、帰ってくるという事だ。いくつか質問があった。それについては答えられる範囲で俺が答えた。

「じゃあ出発します。移はテレポートが使えないので、馬車で行きたいと思います。リュウさんに先導してもらいます。皆様もそれでよろしいですか?」

「「「「はい。」」」」

「やっと出発かー!早く行きたかったんだよねー!」

サキがとても嬉しそうだ。

「サキ!しはを持とうよ!」

華蓮さんとサキは子という事もあり、仲がいいようだ。俺は後ろを確認しながら、グレイスに乗って、出発した。

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