俺は作りたい料理のレシピを書き終えたので、テントの中でゴロゴロしていた。流石に、イベント中ずっと代代で誰かがテントに居なきゃ行けないのは避けたいな。そう思い俺は、【召喚】を使い魔を使役しようと考えた。このスキルは、魔力を込めた量によって魔を召喚する事ができる。(注意:このスキルは月一でしか使えない。)

「じゃあやるか！ 魔力の8割りを使おう。」

魔が襲ってきた時のために、念の為、魔力は殘しておいた。召喚魔法を唱えた途端、目の前に大きな魔法陣が出てきてそこからＳ級の魔【フェンリル】が出てきた。大きさは車ほどの大きさで、とても大きい。

「私を呼んだのはお前か？」

し眠そうに話しかけてきた。

「そうだよ。」

「ふむ。なかなかやるではないか、私を召喚したのはお前で2人目、実に1500年ぶりだ。」

それを聞いた途端俺は固まってしまった。

數分して俺は話しかけた。

「え？1500年！？ そんなに生きてるの？」

「まあな。私は伝説の魔と呼ばれているからな。それより何故私を他の世界観に呼んだのだ？」

「あ、そうだった。実は、俺と契約してしくて。」

「そうか。いいだろう。」

「そっか。やっぱりダメだよね...ってえ？ いいの！？」

「いいぞ、久しぶりに旅ができるならしは付き合ってやるよ。」

何となく、フェンリルの顔が笑顔になっているように思えた。

「ありがとう。じゃあ契約しよう。」

俺は契約魔法で2人のおでこを合わせた。それをして、どちらともが了承すれば契約は完了だ。

「ありがとう。リルって呼んでいいかな？」

「ああ、いいぞ。」

実はこのリルはメスだったのだ。フェンリルはオスよりメスのほうが長生きをするらしい。

「あ、あと紹介するね。こちらグリフォンのグレイスだ。よろしくな。」

(我はグレイスだ。これからよろしく頼む。)

「うむ。よろしくな。では我はし食べを取ってくるので、さらばだ。」

リルはハイスピードで走って行ってしまった。

「はやいな...まあいいか。今日は2人に紹介出來ればいいしな。」

(そうですね。我は友達が増えて嬉しいです。)

「はは、友達か！ いいな。先輩でもあるから分からないことはしっかりと教えてやれよ？」

(分かりました。進させていただきます。)

グレイスがとても頼もしくなってきた。そろそろも大きくなる頃だと思う。そんなことをしていると、2人が帰ってきた。