《VRMMOをガチャで生き抜くために》76話──アイテム作

「「ただいまー!」」

「おかえりなさい。グレイスさん主呼んできてください。」

(うむわかった。)

グレイスは念話の方が上手く喋れるので、リルに使われるのは仕方ないな。

(主。2人が帰ってきましたよ。)

「あっ! ありがとう。今行く。」

「お疲れ様ー!」

「お! りゅう兄何作ってるの?」

おっと、いけない道を持ちっぱなしだった。

「これはね。魔除けの皮だよ。本來は著ると魔除けになるんだけど、置いとくだけで良いみたいだから、座布団とカーペットを作ってみた。」

「流石ね! 私にも見してよ。」

はる姉が食いついてきた。

「はいどうぞ。」

「おー! ふかふかね! 」

「ほんと? 私にもらせて! 」

「はいはい。じゃあ俺はログアウトして、お晝ご飯作ってるから、ふかふかを験したら來てね。」

「「はーい」」

リュウがログアウトしました。

きっとあの二人はふかふかをずっと験しているだろう。俺は直ぐに料理を作って、2人を待っていた。

やはり、俺がログアウトしてから、約1時間以上は帰ってこない。

「仕方ない、起こしてくるか......」

俺は2人の部屋へと向かった。しかし、階段を上がりきる前にドアが空いた音がした。

「リュウごめん! 完全に忘れてた! 」

「ごめんさない! 」

「ああ、いいよいいよ。さあ食べよう。」

俺は予想をしていたので、別に怒ろうとはしなかった。晝食中はさっきの狩りの話をしていた。

晝食を食べ終わり、俺達は再びログインした。

「よーし! 魔除けのアイテム作り終わったらみんなで狩り行くぞー! 」

と言ってもはる姉と詩織とは別行だけどな。結局、留守番用に召喚したリルまで狩りに行くことになった。

「そう言えば、グレイスなんで俺のマップが埋まってるか知ってる? 」

「私たちがここら辺を駆け回って埋めときました。」

「え? まじ? ありがとう?」

「どういたしまして。」

「グレイスもありがとな。」

(どういたしまして。)

そんな話をしている間に、時間は過ぎていくので、俺は直ぐにアイテムを作るのに取りかかった。スキルが無くても作れる事は作れるので本當に便利だ。わざわざ、支援系スキルを取得しないで済むんだからな! 

〜〜30分後〜〜

「さあ、全部作り終わったし、そろそろ行くか! 」

(了解しました。)

「分かりました。行きましょう! 」

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