《VRMMOをガチャで生き抜くために》90話──道中

「じゃあ、リルに牽制してもらって俺とグレイスが攻撃をするってじでいいよね。」

「そうですね。」

(それが1番良いと思います。)

リルはステータス減しているとはいえ、何千年という長い期間の戦い経験値が俺達とは違うので、々な攻撃に対応出來ると思う。グレイスの攻撃力がし心許ないが、他のグリフォン達から何か得られたようで、まだ見ぬ野生の力が発揮されるかもしれないな。

「じゃあちょっと練習がてら敵が出てきたらそれで行こう。リルは最初、攻撃しないでくれ。」

「了解しました。」

「グレイスはリルに當たらないように上手く攻撃して。」

(了解しました。)

「じゃあ敵が出てくるまでここら辺の大きな木で待機。」

ここの大きな木はよく、目印にされ、この木の元にはよく、猿蛇が湧く。猿蛇とは猿の尾に蛇がくっ付いているキメラの猿版のようなやつだ。木がなければし手強いぐらいだが、木があると結構厄介だ。猿の特を活かしつつ、蛇が攻撃してくる。練習相手にはいいと思う。

「おっ! 出てきた。作戦通りよろしく。」

「分かりました。」

(了解です。)

リルが攻撃をけ止めてくれていてとても安定している。

「グレイス行くぞ。」

(はい。)

俺は左から斬りかかり、グレイスは右から魔法を使った。上位種出ない限り、たとえどちらかの攻撃がけ止められても、片方が攻撃出來る。

「よし! いいじだ。」

猿蛇は俺の刀をけ止めたので、グレイスの魔法が當たった。クリティカルヒットして、猿蛇を倒せた。これが野生の勘かな?

「ナイスだ! この調子でいいかもな。次はリルも攻撃できるようになったら攻撃していいけど、基本は牽制って事は忘れないでね。」

「分かりました!」

リルがし嬉しそうだ。

(ふっ。その前に我が魔法でまた倒してやる。)

グレイスはやる気に満ちているようだ。

「その調子でどんどん行こう。」

し練習するはずが、ここで狩りをして2時間が経ってしまった。

「さすがにやりすぎたね。」

「ですね。」

(調子に乗りすぎましたね。)

「そろそろ、ワールドボスの所まで行かないとね。」

「私が運びましょうか?」

「今回はいいかな? こうやって歩くのも良いものだしね。」

「分かりました。乗りたい時はいつでも言ってくださいね。」

し寂しそうにしているから、次は乗ってあげよう。

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