《天才の天災》種族名 タナトス
ヒカミ レン
種族 タナトス(死神)
Lvー
力?????
魔力?????
攻撃力?????
俊敏力?????
神力?????
魔法
スキル
二神
武創造【極】
鑑定【極】
隠蔽【極】
叡智
殺気【極】
魔力知【極】
気配察知【極】
聖の恵み
MP自回復【極】
龍化
HP自回復【極】
防製造【極】
裝飾品製造【極】
速斷【極】
魔力幻影【極】
弱能力アップ【極】
暗視【極】
偽裝【極】
死神
ウロボロス
久しぶりにステータスを見てみたが、オークの集落を潰したからか強くなってるな。
というより、神になってるな...
レベルもステータスも不明...
表示できないほどに高いってことかな。
魔法は神眼で取れば使えるから相変わらず表示なし。
スキルも増えたな...手當り次第とってるから當たり前なんだけどな…
死神...か。
オークの時の即死魔法以外ありえないよな…
「ステータスを見やすいように、いくつか統合させて頂きました。マスター。」
叡智か。そういえば殺気とか増えてるな。
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ありがとよ。
「どういたしまして。」
最後の死神とウロボロスってスキルはなんだ?
「マスターの種族であるタナトスの固有能力かと思われます。マスターが疑問に思っているスキルの詳細を表示しますか?」
頼む。
「かしこまりました。」
製造スキル
創造とは違い、素材や作るものについて詳しく知っていないと作れない。
製造時間や質はスキルレベルにより上昇。
速斷
速で放つ居合技。
長いため時間が必要となるが、速度と威力は絶大。
スキルレベルにより威力、溜め時間、速度、範囲が上昇。
魔力幻影
魔力を消費することで、自の分が可能。
スキルレベルにより、より部分的な分が可能。
また、スキルレベルが高いほど、より実に近くなる。
偽裝と隠蔽の違い
隠蔽はステータス、魔法、スキルを隠すことが出來る。
偽裝は見た目を変えることができる。
特定の人にのみ、本來の姿を見せることも可能。
死神
種族 タナトスの固有能力。
自の死亡時に、自分を殺した対象の魂に死の呪いを刻む。
死の呪い
この呪いが刻まれてから約1日間死よりも辛い苦痛が襲い、死に至る。
死ぬまで気絶することは無い。
魂に刻まれた場合、転生先でも人した後に効果が発する。
ウロボロス
特定の人に不死の能力を付與。
「以上です、マスター。」
さすがは神ってところか。強すぎるな…
でも、なんで俺がタナトスなんだ?
たぶんだけど、神の名前が使われてるってことは1人しかその種族は存在しないんだろう。死んだのか?
「神眼をお借りしてもよろしいでしょうか?」
?まぁいいが、何をするんだ?
「神眼の能力を使って報を手します。」
マジで俺のスキルで1番使えるのって叡智だよな…
「あまり褒めないでください...
照れるじゃないですか…(ボソッ」
なんて言ったんだ?
「な、なんでもないです!
それより、手します。」
ああ。
叡智がそういった直後、神眼がり出す。
前の世界だったら間違いなく廚二病判定だな…世界が変わってよかった。
人に関心は無いが、一応人目は気にしていたからな。
「手に功しました。
以前までタナトスだった神は死んではおりません。ですが、マスターがその者のステータス、技を上回ったため、その神からマスターにタナトスが移行したようです。」
相応しいものに反応して譲渡されるスキルか。
なるほどな。
ちなみに言うのは遅くなったが、今は宿に帰ってきている。
隣でミネアとシズクが首を磨いている。
つまり、同じ部屋に居る。
理由はミネアの時と同じだ。
シズクは無口だが結構頑固だったりする。
無理に引き離す必要も無いから、同室を許した。
さすがに1人部屋に3人は狹い。
ベットはシングル1つしか置いてない。
ミネアは1週間に1回ペースの睡眠でいいみたいだから大丈夫だが、問題はシズクだ。
魔族は睡眠をとる者もなくないらしく、俺と同じベットで寢ている。
床で寢ようとしたが、シズクが裾を引っ張り、ミネアも反対してきた。
シズクと一緒に寢ることになったら、ミネアも一緒に寢るといいだし、3人で寢ることになった。
宿をとる金はなかったが、帰ってくるまでにこの世界の金を創造魔法で作った。
ずるって言うな。
使えるものは使うべきだろう。
ってなわけで、金にも全く困らなくなった。
宿をとったはいいが、狹すぎる。
こいつらは俺と同じ部屋がいいと言い出すし、今後の課題でもある。
所有はまだ増やしたいからな。
仕方ない。
「この國に1つ屋敷でも買うか。」
「急にどうしたんだい?
まぁ、この狹さじゃあそう思うのもわかるけど…」
「ますたーと一緒なら、いい。」
ちなみにシズクのマスター呼びは、
叡智がシズクに俺の説明をした時からそう呼び始めた。
宿についてすぐ、シズクが何故捕まっていたかや、魔族であることを聞いた。知ってたけどな。
どうやら魔王とやらの元にいたそうだが、
生きていても楽しいと思えなかったからテキトーに捕まって死んでやり直そうとしたが、殺されるまでに時間がかかり、その間に俺達と出會ったらしい。
なんて気分屋...
シズクの実行力には舌を巻く。
シズクは偽裝を使って隠してはいるが、
本來は魔族の象徴とも言われている角が2つ頭から生えている。
見せてもらったが、綺麗な白だった。
「金に制限もないし、いい機會だ。
まだ所有も増やすつもりだし。」
「明日行くのかい?」
「ああ。今日はもう眠い。」
「昨日晝過ぎまで寢たのにかい...?」
「どうやら俺のステータスにが追いついていないらしい。叡智曰く、は強靭でへの損傷はないが、脳への負擔が大き過ぎることで、睡眠を必要とするらしい。」
「あのステータスじゃあね…
當たり前って言えば當たり前だよな...」
「ますたー、強い。一緒に寢る。」
「分かったよ...」
この前のミネアの時のようにならないよう、自分に弱魔法をかける。力以外の全てのステータスを1にした。
これは叡智の提案である。
本來、弱魔法には制限があって、
対象者の半分よりは下げられないらしいが、そこは魔眼の力。
制限なんて関係ない。
能力をかけベットに橫になると、
シズクが頭をでてくる。
振り払おうとも思ったが、眠いし、
弱能力かけた後だから俺の手が弾かれる。寢れないこともないからこのままにしておこう。
「ミネア、明日は晝前には起こしてくれ。」
ビクッとミネアの肩が震える。
「ち、ちゃんと弱能力かかってるかい...?」
どうやらトラウマになっているらしい。
「かけたよ。だから頼んだぞ。」
「お、おう。ならいいけどよ...」
「おやすみ。」
「ゆっくり休みな、ボス。」
「ああ。シズクも早く寢ろよ?」
「...ん。」
返事はするものの、でる手は止める気は無いようだ。
シズクが寢たのはレンが寢た數時間後で、
しばらくの間ミネアと二人でレンの寢顔を堪能していたのは緒である...
【書籍化】隻眼・隻腕・隻腳の魔術師~森の小屋に籠っていたら早2000年。気づけば魔神と呼ばれていた。僕はただ魔術の探求をしたいだけなのに~
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