《天才の天災》いつもの朝と役割
コンコンッ
「失禮します。」
「おう。おはよう、ココ。」
「...ん〜...おはよ...」
「お二人共、おはようございます。
シズクちゃんも朝は苦手なんですね。」
「ボスよりはマシな方だけどね…」
「ご主人様はあまり起きるのに時間がかかるとは思えませんが…」
「あんたは何でか起こすの上手いからね。」
「呼びかけてるだけなんですが…」
「あたし達の時は揺すっても起きないよ...」
「ご主人様は何時に起きる予定ですか?」
「あー、晝過ぎって言ってたから、もうそろそろだね。」
ミネアは竜族でシズクは魔族、2人共あまり食事を必要としない。
竜族は怪我や病の時に治癒能力を高めるために食事をとり、何も無い時は1週間は何も食べなくても問題は無い。
魔族はそもそも食事を必要としない。
空気中にある魔法を撃つ時に使われる魔素を吸収するため、生涯何も食べない魔族も存在する。
が、そんな2人が食事を1日に1回とる理由。それはレンが食べるからである。
ココは人族なので、3人が食べない間に料理の試作品などを作って食べている。
「ご主人様。もうすぐお晝です。
そろそろ起きてください!」
「ん〜...んぁ。おはよ。」
今にも消えそうなほど小さい聲だが、
ここまで起きればレンは起きる。
これが出來るのも、恐らく世界にココだけだろう。
「おはようございます、ご主人様。」
「おはよう、ボス。」
「おはよ。ますたー。」
「おはようございます、マスター。」
ココがベッドの側に立っていて、
シズクは俺の隣で寢ている。
ミネアはどこにいるのかって?
正解は、俺の枕元だ。
この前、として役割を得たいとこいつらが言い出してきた。
ココは屋敷を任しているし、家事も全部こなせる。
シズクとミネアは戦闘しか出來ないが、
俺に支援は必要ないし、今までも2人はあまり戦闘にも加われず、後ろで見ているだけだった。
シズクはにしては長で、すらっとしている。はあまりない。
ミネアはグラマラスというのだろうか。
出るところは出て、引っ込むところは引っ込んでいる。前の世界にいれば、殆どの男を虜にしそうな型だ。
試しにミネアに枕になれと命令したところ、あまりにも気持ちがいい。
らかく、すごく落ち著いたため、
寢る時はミネアを枕にして寢ている。
ミネアを枕にした事でシズクが落ち込んでいたようだった。
シズクはくっつくことが好きらしく、
よく俺に引っ付いていてから、最近冷えるから溫めろと言ったら嬉しそうにしがみついてくるようになった。
この世界に來て、初めて好きなことができた気がする。
「今日は何か用事あるのかい?」
「ない。」
「この前助けたお禮に王城に行くってのはどうだい?」
「面倒くさい。」
「即答...もう行くことはなさそうだね...」
「ますたー、自分の力、全部試した?」
「自分の力?」
「ますたー、強い。魔法も使える。
スキルも多い、聞いた。全部、使った?」
「あー、そーいや使ってないのもめちゃくちゃあるな…」
「見たい。」
「ボスの力かぁ。あたしも見てみたいね!」
「私もご一緒してよろしいでしょうか?」
「いい機會だし、使ってみるか。」
戦いの度に2回魔法やスキルを使うのは、
もし強敵が出てきた時危険な目にあうし。
「空間魔法、
絶対領域アブソリュート・テリトリー」
もちろん2回連続で使う。
俺の心の奧に何かができた覚があった。
「転移門ゲート」
2回使うと、俺達の目の前に黒いモヤがかかった何かが現れた。
その中心は引き込まれそうな、空間が捩れたような、そんなじがする。
「このゲートは俺が作った空間に繋がっている。俺達が通ればゲートは消える。
向こうの空間は、一応時間の流れを遅くしている。來たい奴だけ通れ。」
「失禮します。」
そう言うやいなや、全員が躊躇い無く飛び込んだ。
やれやれ、もうし警戒心を持ってもいいんだがな…
いや、やっぱりこいつらは俺の所有として1級品だな。
そう思いながら、レンの姿もゲートの奧に消える。
完全にレンを信じ切っている所有達の行で、レンの所有に対する信頼度がし上がったのは、誰も知る由はないだろう。
恐らく、レン自も...
【書籍化】【SSSランクダンジョンでナイフ一本手渡され追放された白魔導師】ユグドラシルの呪いにより弱點である魔力不足を克服し世界最強へと至る。
【注意】※完結済みではありますが、こちらは第一部のみの完結となっております。(第二部はスタートしております!) Aランク冒険者パーティー、「グンキノドンワ」に所屬する白魔導師のレイ(16)は、魔力の総量が少なく回復魔法を使うと動けなくなってしまう。 しかし、元奴隷であったレイは、まだ幼い頃に拾ってくれたグンキノドンワのパーティーリーダーのロキに恩を感じ、それに報いる為必死にパーティーのヒーラーをつとめた。 回復魔法を使わずに済むよう、敵の注意を引きパーティーメンバーが攻撃を受けないように立ち回り、様々な資料や學術書を読み、戦闘が早めに終わるよう敵のウィークポイントを調べ、観察眼を養った。 また、それだけではなく、パーティーでの家事をこなし、料理洗濯買い出し、雑用全てをこなしてきた。 朝は皆より早く起き、武具防具の手入れ、朝食の用意。 夜は皆が寢靜まった後も本を読み知識をつけ、戦闘に有用なモノを習得した。 現にレイの努力の甲斐もあり、死傷者が出て當然の冒険者パーティーで、生還率100%を実現していた。 しかし、その努力は彼らの目には映ってはいなかったようで、今僕はヒールの満足に出來ない、役立たずとしてパーティーから追放される事になる。 このSSSランクダンジョン、【ユグドラシルの迷宮】で。 ◆◇◆◇◆◇ ※成り上がり、主人公最強です。 ※ざまあ有ります。タイトルの橫に★があるのがざまあ回です。 ※1話 大體1000~3000文字くらいです。よければ、暇潰しにどうぞ! ☆誤字報告をして下さいました皆様、ありがとうございます、助かりますm(_ _)m 【とっても大切なお願い】 もしよければですが、本編の下の方にある☆☆☆☆☆から評価を入れていただけると嬉しいです。 これにより、ランキングを駆け上がる事が出來、より多くの方に作品を読んでいただく事が出來るので、作者の執筆意欲も更に増大します! 勿論、評価なので皆様の感じたままに、★1でも大丈夫なので、よろしくお願いします! 皆様の応援のお陰で、ハイファンタジーランキング日間、週間、月間1位を頂けました! 本當にありがとうございます! 1000萬PV達成!ありがとうございます! 【書籍化】皆様の応援の力により、書籍化するようです!ありがとうございます!ただいま進行中です!
8 156世界最強はニヒルに笑う。~うちのマスター、ヤバ過ぎます~
數多(あまた)あるVRMMOの1つ、ビューティフル・ライク(通稱=病ゲー)。 病ゲーたる所以は、クエスト攻略、レベルの上がり難さ、ドロップ率、死亡時のアイテムロスト率、アイテム強化率の低さにある。 永遠と終わらないレベル上げ、欲しい裝備が出來ない苦痛にやる気が萎え、燃え盡き、引退するプレイヤーも少なくない。 そんな病ゲーで最強を誇ると言われるクラン:Bloodthirsty Fairy(血に飢えた妖精) そのクランとマスターであるピンクメッシュには手を出すなと!! 新人プレイヤー達は、嫌と言うほど言い聞かせられる。 敵と見なせば容赦なく、クランが潰れる瞬間まで、仲間の為、己の信念を通す為、敵を徹底的に叩きのめし排除する。例え、相手が泣き叫び許しを乞おうとも、決して逃がしはしない!! 彼女と仲間たちの廃人の廃人たる所以を面白可笑しく綴った物語です。 ゲーム用語が複數でます。詳しくない方には判り難いかと思います、その際はどうぞ感想でお知らせください。
8 113クラス転移で仲間外れ?僕だけ◯◯◯!
主人公美月輝夜は中學生のころ、クラスメイトの美樹夏蓮をイジメから守る。だが、仕返しとして五人の男にイジメられて不登校になってしまう。15才になって、何とかトラウマを乗り越えて高校に行くことに! しかし、一週間後にクラスメイトと共に異世界に召喚されてしまう。そして起こる幾つかの困難。 美月は、どのように異世界をすごしていくのでしょう?的な感じです。 ありきたりな異世界転移ものです。 イラストを見たかったらなろうにて閲覧ください。ノベルバは挿し絵を入れれない見たいですね。 人間、貓耳っ娘、鬼っ娘、妖精が出てます。あとは狐っ娘ともしかしたら機械っ娘も出る予定。一応チーレム作品になる予定。あと、作者は若干ロリコン気味なので(逆にお姉さんキャラが得意でないだけなんですけどねw)比較的に幼そうなキャラが多めです。 更新は18時今のところ隔日更新してます。 初投稿作品です。
8 98〜雷撃爆伝〜祝福で決まる世界で大冒険
神々からの祝福《ギフト》が人々を助けている〔アルギニオン〕 ここは人間、魔族、エルフ、獣人がいる世界。 人間と魔族が対立している中、『レオ・アルン』が生まれる。そこから數年が経ち、レオがなぜ平和じゃないのだろうという疑問を持ち始める。 「人間と魔族が共に支えながら生きられるようにしたい」と心の奧底に秘めながら仲間達と共に共存を目指す冒険が今始まる! 基本的にレオ目線で話を進めます! プロローグを少し変更しました。 コメントでリクエストを送ってもらえるとそれができるかもしれません。是非いいねとお気に入り登録宜しくお願いします!
8 148Lv.1なのにLv.MAXよりステ値が高いのはなんでですか? 〜転移特典のスキルがどれも神引き過ぎた件〜
全校集會で體育館に集まっていた人間達が全員異世界に召喚された!? おいおい冗談はよしてくれよ、俺はまだ、未消化のアニメや未受け取りのグッズを元の世界に殘してきてるんだ! え、魔王を全て倒したら元の世界に返してやる? いいよ、とっととやってやるよ! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 學校関係者全員が勇者召喚されたとある高校。 〜元の世界に殘してきた、あなたの大切な物の數だけ、代わりにチートスキルを付與します〜 神のその言葉通りに全員が、それぞれ本當に大切な所持品の數だけチート能力をもらうことになる。 全員がだいたい平均2〜4くらいしか付與出來なかったのだが、重度のコレクション癖のある速水映士だけは1000ものスキルを付與できることになっていて!? しかも最初に極運を引いたことで、後に付與されたスキルが超再生、超成長、更には全屬性特攻etc,etc……というあからさまに強そうな能力たち! 元の世界ではただのヲタクソ野郎である彼がこの世界では英雄! しかし、彼は英雄の座には興味を一切示さず!? 「魔王なんてサクッと全員倒してやる。俺には、さっさと地球に戻って未消化のアニメを消化するっていう使命が殘ってるからな!」 ギャグ要素強めな情緒不安定ヲタクソ野郎×チート能力の組み合わせによる、俺TUEEEE系異世界ファンタジー! ※小説家になろうにも投稿しています 《幕間》噓つきは○○の始まり、まで改稿済み 2018/3/16 1章完結 2018/6/7 2章完結 2018/6/7 「いや、タイトル詐欺じゃねぇか」と指摘を受けたため改題 第63部分より3章スタート 第2章まで完結済み 2月3日より、小説家になろうにて日刊ランキングに載せていただきました! 現在作者都合と病弱性により更新遅れ気味です。 《番外》は一定のテーマが當てられてます。以下テーマ。 2018バレンタイン→初めてのチョコ作りをするシルティス 2018ホワイトデー→理想の兄妹の図が出來上がるエイシルコンビ 2018エイプリルフール→策士な王女様と騙された勝気少女 ◇◇◇ ご不明な點がございましたらコメントかTwitterのDMにどうぞ 7/9 追記 公開しようと予約した一括投稿のうち最終話のみ、予約ではなく後悔にしてしまっていたので削除しました。 全體的な更新はまだ先になります。
8 156無冠の棋士、幼女に転生する
生涯一度もタイトルを取る事が出來なかったおっさんプロ棋士。 最後の挑戦として挑んだ名人戦は敗北し、一人家で晩酌を楽しんでいた。 そして、いい加減眠ろうと立ち上がった所で意識を失い、命を落としてしまった。 そして気づくと、幼女になっていた。 これは幼女に転生した無冠のプロ棋士おっさんが、史上初の女性プロになり名人のタイトルを手に入れようと努力する、そんなお話。
8 89