《天才の天災》シズクVSミネア(ミネア視點)

「続きまして第4試合、シズクVSミネア、バトルスタァァトォォー!!」

?シズク、雙剣を構えたままく気配がないね…私に先手を打たせてくれるのか、いや、先手は暗殺者であるシズクの能力が最も活きる狀況のはずだしねぇ…

私もシズクと全力で戦いたいし、

しわかりやすくしてあげようかね。

ミネアは自分のの丈程もある大きな大剣を片手で軽々と肩に乗せ、シズクの攻撃を待つ。

ミネアとシズクは一緒に鍛錬をしたし、

ミネアはシズクにアドバイスもしていた。

だが、お互い本當の能力は明かしてはいない。

これでもく気配はなし、か...

ま、気長に待つとするよ。にしても...

「人族ってのは鬱陶しい連中だねぇ…」

観客席に今までの歓聲はなく、ザワザワとした妙な空気が流れている。

耳を澄ますと、「聞いた事のない名前。」

「どうせそんなに強くない。」

「二人ともビビってけていない。」

「親のコネでも使ってSクラスにったんだろう。授業にも出ていないそうだぞ…」

と、言いたい放題である。

別に他の奴らに何を言われても気にはならないけど、これだけの數の戯言を聞いているとイライラしてくるね…

違うか...戯言にイライラしてるんじゃないね。あたしらがこれだけ言われてるんだ。

ボスの価値が下がるかもしれないからかな。竜人族の郷にいた頃は、自分のことしか考えていなかったけど、

今はあたしの中で竜人族のプライドよりも

ボスが大切になったってことなのかね。

ミネアが自分の心の変化に気づき始めた頃、ようやくシズクがき出した。

「行く。」

「影潛り」

シズクは自分の影の中に溶けるように沈んで行った。

「これは、闇魔法のひとつだねぇ。

確か、影の中にいる時はダメージをけず、周辺の影を移出來る。だった気がする。」

ミネアがどう手を打とうか考えていたところ、シズクがさらに仕掛ける。

「影投影」

「なっ!」

周囲の影が集まり、黒いシズクのようなものが複數現れた。

拍子をつかれたが、すぐに持ち直す。

大剣を薙ぎ払うと影の塊は2つになって地面に沈む。

「シズクの強さのやつがこの數出たのかと思ったけど、シズクのステータスは等分されているみたいだね。なら、まだいける。」

1、2、3...

次々と影を引き裂いていき、

ようやく殘り一となった。

だが、ここでミネアが1つの異変に気づく。

「この影、今までとはきが変わったね。どういうことだい?」

今まではミネアにダメージを與えようと

襲ってきたが、最後の一にそんな気迫はない。

どこか注意を引きつけようとしているような...

「...罠、かね。

ま、考えたところでわかるもんでもないし、ここは賭けに出ようじゃないか!」

今、シズクがく気配はない。

なら、もしシズクが仕掛けるとすれば…

ズバッ!!

最後の一も同様に引き裂かれる。

「「今!!!!」」

後ろを振り返ったミネアの視界にシズクの姿を捉える。

「ビンゴ!」

だが、冷たく笑みを浮かべているのは、

シズクの方だった。

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