《異世界生活は突然に〜いきなりチートになりました〜》ゴールドルーキーは突然に⑦
「模擬戦は武なしの素手で構わないかな?勿論魔法による力強化は有りだ。」
「そんなん俺の方が有利になってまうで。亜人と人間やと能力には埋めようのない差があるんやから。負けた時の言い訳は考えといた方がええで。」
俺が素手での戦いを提案したのには理由がある。
相手が得意だと思っている容で勝負した方が恨が殘りにくいし、俺自イリス以外と戦うのは初めてなので自分の実力を確認しときたかったからだ。
後、この世界の魔法の標準がまだよく分からないので力加減が難しいというのも理由の一つだった。
「お気遣いどうも。じゃあ早速始めようか。そっちから來て貰って構わないよ。」
俺はしだけカシンを挑発してみる。自分の方が優位と考えている相手に上から來られたらどんな奴でもカチンと來るだろう。
「余裕なんは今のやで。ほなお言葉に甘えて行かせて貰うで!」
予想通りである。
カシンは勢い良く、前方の俺に向かい突っ込んで來る。
確かにとんでもないスピードだ。普通の人間では認識する前に倒されてしまうだろう。
しかし俺はこの1年、こんなのと比にならない理不盡を相手にしてきた。
正直、この程度のスピードはスローモーションの様に見えてしまう。
(痛めつけても意味ないし、さっさと終わらせるか。)
そう思い、魔力で強化を行う。
強化は攻撃や防に合わせて緻な魔力作が必要となる。
俺はこの1年の特訓により完璧とは言えないまでもある程度は使いこなせる様になっていた。
勢い良く向かってくるカシンを寸前で躱し、カシンの首筋目掛けて手刀を叩き込む。
その瞬間、カシンの意識は強制的に切り離される。
勝負は一瞬で決著した。
乙女ゲームのヒロインで最強サバイバル 【書籍化&コミカライズ】
【TOブックス様より第4巻発売中】【コミカライズ2巻9月発売】 【本編全260話――完結しました】【番外編連載】 ――これは乙女ゲームというシナリオを歪ませる物語です―― 孤児の少女アーリシアは、自分の身體を奪って“ヒロイン”に成り代わろうとする女に襲われ、その時に得た斷片的な知識から、この世界が『剣と魔法の世界』の『乙女ゲーム』の舞臺であることを知る。 得られた知識で真実を知った幼いアーリシアは、乙女ゲームを『くだらない』と切り捨て、“ヒロイン”の運命から逃れるために孤児院を逃げ出した。 自分の命を狙う悪役令嬢。現れる偽のヒロイン。アーリシアは生き抜くために得られた斷片的な知識を基に自己を鍛え上げ、盜賊ギルドや暗殺者ギルドからも恐れられる『最強の暗殺者』へと成長していく。 ※Q:チートはありますか? ※A:主人公にチートはありません。ある意味知識チートとも言えますが、一般的な戦闘能力を駆使して戦います。戦闘に手段は問いません。 ※Q:戀愛要素はありますか? ※A:多少の戀愛要素はございます。攻略対象と関わることもありますが、相手は彼らとは限りません。 ※Q:サバイバルでほのぼの要素はありますか? ※A:人跡未踏の地を開拓して生活向上のようなものではなく、生き殘りの意味でのサバイバルです。かなり殺伐としています。 ※注:主人公の倫理観はかなり薄めです。
8 125高校生男子による怪異探訪
學校內でも生粋のモテ男である三人と行動を共にする『俺』。接點など同じクラスに所屬しているくらいしかない四人が連む訳は、地元に流れる不可思議な『噂』、その共同探訪であった--。 微ホラーです。ホラーを目指しましたがあんまり怖くないです。戀愛要素の方が強いかもしれません。章毎に獨立した形式で話を投稿していこうと思っていますので、どうかよろしくお願いします。 〇各章のざっとしたあらすじ 《序章.桜》高校生四人組は咲かない桜の噂を耳にしてその検証に乗り出した 《一章.縁切り》美少女から告白を受けた主人公。そんな彼に剃刀レターが屆く 《二章.凍雨》過去話。異常に長い雨が街に降り続く 《三章.河童》美樹本からの頼みで彼の手伝いをすることに。市內で目撃された河童の調査を行う 《四章.七不思議》オカ研からの要請により自校の七不思議を調査することになる。大所帯で夜の校舎を彷徨く 《五章.夏祭り》夏休みの合間の登校日。久しぶりにクラスメートとも顔を合わせる中、檜山がどうにも元気がない。折しも、地元では毎年恒例の夏祭りが開催されようとしていた 《六章.鬼》長い夏休みも終わり新學期が始まった。殘暑も厳しい最中にまた不可思議な噂が流れる 《七章.黃昏時》季節も秋を迎え、月末には文化祭が開催される。例年にない活気に満ちる文化祭で主人公も忙しくクラスの出し物を手伝うが…… 《八章.コックリさん》怒濤の忙しさに見舞われた文化祭も無事に終わりを迎えた。校內には祭りの終わりの寂しさを紛らわせるように新たな流れが生まれていた 《九章.流言飛語》気まずさを抱えながらも楽しく終わった修學旅行。數日振りに戻ってきた校內ではまた新たな騒ぎが起きており、永野は自分の意思に関係なくその騒動に巻き込まれていく 《最終章.古戸萩》校內を席巻した騒動も鎮まり、またいつものような平和な日常が帰ってきたのだと思われたが……。一人沈黙を貫く友人のために奔走する ※一話4000~6000字くらいで投稿していますが、話を切りよくさせたいので短かったり長かったりすることがあります。 ※章の進みによりキーワードが追加されることがあります。R15と殘酷な描寫は保険で入れています。
8 170【第二部連載中】無職マンのゾンビサバイバル生活。【第一部完】
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