《異世界生活は突然に〜いきなりチートになりました〜》領地開発は突然に①

次の日、目が覚めた俺達は朝食をとり、キールの泊まっている宿屋へと向かう。

キールはこの街にいる間は必ずその宿を取る為、今日もそこにいるのは確実だったのだ。

カウンターでキールへの取次ぎをお願いし、ロビーの椅子に腰掛けて待っている。

ここに來たのは俺とアリシアの2人で、カシンとリンはお休みって事にして自由時間を與えている。

ロビーで待つ事15分程度、キールがやって來た。昨日、自の行により、迷をかけてしまったとし落ち込んでいる様子だった。

「昨日は申し訳なかった。改めてキールだ。今回の活躍は聞いている。俺の故郷を取り戻してくれた事、同郷の者達を代表してお禮を言いたい。本當にありがとう。」

そう言うとキールは深々と頭を下げた。

「いや、謝される程の事はしてないよ。俺達はクエストをやっただけだ。

それに君にはこれから俺達に協力をしてしいと思ってる。

今日はその話をしに來たんだ。」

正直キールの為にやった訳でもないし、報酬も出る。なのでお禮などは必要無いのである。そんな事より大事なのはこれからの事である。俺は早速昨日話し合った容を伝えた。

「なるほどそれならばギルマスも認めるかもしれん。しかし良いのか?

ギルドを設立すればそこにる金は自分達のものになるが、支部扱いにすれば今と変わらず報酬のみという事になるが?」

「あぁ、別に構わないよ。金が目的じゃないからね。それに今回のクエストで報酬も出るしね。」

そう言えば今回の報酬は金貨20000枚だっけ?いくらくらいの貨幣価値があるんだ?

こっちの世界に來て金なんて使う事無かったからよく知らないな。

あとてアリシアに聞いておこう。

「凄いな。金目當てで冒険者をやってる奴が殆どなのに、君達は本當に勇者だな。」

「そんな大層なもんじゃないって。

冒険者になった理由は俺達もそうだしな。ただ俺達は途中である程度そこに目処が立ったってだけだ。」

冒険者になった初日にどっかの神とどっかの天使の策略でとんでもないクエストに參加した挙句、國王まで巻き込んでる訳だからな。

それに領地運営をしっかりと軌道に乗せれば金にも困る事は無いだろう。

「じゃあ確認するけど、ブランが認めれば俺達に協力してくれるって事でいいかな?」

「勿論だ。よろしく頼む。」

キールから快諾を得られた。

次はブランだ。

俺達は再度ギルドへと向かった。

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