《學校一のオタクは死神でした。》第11話 平穏な日常がしい

*第11話 平穏な日常がしい*

アラクネとの戦いを終え、その後、會長さんを家まで送り、長い1日が終わった

そして數日が過ぎる…

俺は現在、學校にいる

俺はいつも通り山積みにしたラノベを読んでいるわけだが…

………………………………………………

…………………………………………………………………………………………………………………読みづらい

その理由は…

「あの〜、會長さん…?

なんでさっきから" 俺のすぐ隣で俺の顔を見ている "んですか?

何か顔についてます?」

「べ、別に新の顔をじっと見つめていたわけじゃないんですけど‼︎」

「「「っ‼︎」」」

なんか周りがどよめき出したんですけど…

アラクネとの戦いが終わった後からずっとこの調子だ…

『い、今、あの西園寺さんが神藤のことを名前で呼んだぞ⁉︎』

『どうなっているんだ⁉︎』

『知らねぇよ‼︎俺に聞くな‼︎』

『しかもあんな近くで話して…

羨ましい‼︎呪ってやる‼︎』

『なんでよりによって學校一のオタクと言われている神藤なんだよ‼︎』

『神藤殺す‼︎神藤殺す‼︎殺す‼︎殺す‼︎殺す‼︎殺す‼︎…』

『リア充発しろ‼︎』

『あいつ彼氏なんかいたの‼︎』

『知らないわよ⁉︎』

『でも、あの神藤となら別にうらやましくもなんともないじゃん?』

『いるだけまだマシよ‼︎

しかも、神藤はオタク要素を除けば普通にいい男だし‼︎』

『え?あんた、もしかして神藤のこと狙ってたの?』

『な、なわけないでしょ‼︎

…あぁ、あんな近くにっ…クゥッ‼︎

西園寺のくせに羨ましい…‼︎』

『……。』

うわぁ〜なんかとんでもないことになってる…

ってか、一名発狂してるし…會長さんも生徒會長なのに嫌われてるのかよ…

『じ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…』

まだ會長さんは見ているし…

はぁ〜本當に俺に平穏な日常は訪れるのかね…

するとチャイムが鳴った…なんと神的タイミング!

チャイムさんマジリスペクトっす‼︎

でも、ラノベが全然読めてない‼︎‼︎

くっそぉー‼︎

「席につけ〜授業を始める‼︎

っとその前に始業式そうそう転生の紹介だ。」

教室が騒めき出す

『転生⁉︎マジで⁉︎』

『この學校、偏差値高すぎるから転なんて、ほとんどありえないって言ってもいいのに‼︎』

子かなぁ‼︎子かなぁ‼︎かなぁ‼︎』

『イケメン男子こい‼︎年カモォーーン‼︎』

「ほらほら、靜かにしろ‼︎」

う〜ん転生かぁ〜…どうしよう…嫌な予しかしない…

なんてったって…ドアの向こうにある命…

明らかに人間のものじゃないし⁉︎

しかも知ってるし⁉︎

この命⁉︎本當に苦手なんですけど" あの人 "だけは‼︎

ってか、會長さん‼︎いつまで見てんだよ⁉︎

「では、紹介する‼︎ってこい‼︎」

扉が開いた…

生が教室にってくる…

子だぁ‼︎しかもだぁー‼︎』

『『『FHOOOOOOOOOO‼︎』』』

予想が的中したぁ"ぁあ"あーーーーーーーーーー‼︎

「ほら靜かにせんか‼︎さて、自己紹介をしてもらう。」

「佐藤 桜姫と言います。よろしくお願いします。」

『『『FHOOOOOOOOOO‼︎』』』

「靜かにしろ‼︎では何かコメントを頼む」

「えぇ〜と、その前にちょっといいですか?」

「ん?構わんが、ってなんで“”をする必要がある⁉︎」

ヤベぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ーーーーーーーーーー‼︎

こっちの存在に気づいてる‼︎‼︎

ヤバイどうしようヤバイとりあえず…

安全確保のためにラノベをゆっくりと鞄の中に全てしまう…

「よし!準備OK‼︎」

こっちは全然準備OKじゃない‼︎‼︎‼︎

「では‼︎」

そして、助走をつけて飛んだ…

飛んだと言ってもジャンプしただけなんだけど…

ただし

" 俺に向かって "…

「あ〜〜ら〜〜た〜〜‼︎」

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア"ァ"ア"ァ"ア"ァ"ー‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎」

そして俺の真上に落下

そして、機と機の間のスペースに投げ出された…

ヤバイ、逃げないと…ギャッ‼︎

背中からがっちりと抱きつかれた

ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ

「新ー‼︎久しぶり〜‼︎

元気にしてたかこのやろう‼︎

全く可いな〜❤︎

あ〜、久しぶりの新だ〜❤︎

もっと抱きついてやる!えいっ!えいっ!」

「ギャー‼︎やめろ!マジでやめて‼︎

ってをまさぐるな⁉︎

ちょっ‼︎マジで誰か助けて‼︎姉さん‼︎マジでやめて‼︎」

『『『姉さん⁉︎』』』

「このやろ!このやろ!

參ったか‼︎參ったか‼︎?」

「參った‼︎參った‼︎降參‼︎

だから、本當にやめて‼︎」

「參ったか〜じゃあ、これで最後だ〜‼︎」

「まだやっ―――っっっ‼︎⁉︎⁉︎」

まだやるの⁉︎と言おうとしたところで続きが言えなかった

というか言葉を出せない

なぜかと言うと姉さんのが、俺の口を塞いでいたからだ…

『『『え"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ーーーーーーーーー⁉︎』』』

「ちょっ‼︎新⁉︎」

うぅ、意識が持ってかれる…

そこで、俺の意識は飛んだ…

本當に平穏な日常がしいよ………

『『『神藤が泡吹きながら気絶したぁ"あ"あ"⁉︎』』』

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