《學校一のオタクは死神でした。》第18話

*第18話 策*

* * *

「姉さんと希里…そっちは終わったのかな…」

その頃、死神こと新は大型化と獣神 ビートルと戦中…

「ーくッ‼︎」

その瞬間、"頬に一筋のが流れた"…

相手からの攻撃は無かった…

「……。まだ終わってないようで…」

その時の新はから"大量の魔力を吹き出し続けていた"…

「早めに決著をつけないと…」

* * *

「ハァア"アアアアー‼︎‼︎」

「ドリャア"アァアア‼︎‼︎」

その頃、桜姫と希里は化との戦闘中、"かなり苦戦していた"

「ークッ‼︎桜姫姐さん!さっきより化のスピードが速くなっていませんか⁈‼︎」

「そうみたいねッ‼︎テヤァア"アー‼︎」

見ると、化達のが赤黒くり、スピードが先ほどの倍近くになっていた

「ーフグッ‼︎でも、攻撃は全く強くなってないみたいよ‼︎」

「……」

「ハァ…ハァ…どうしたの?希里君?」

「いや…何でもないです…し嫌な予がしただけです…」

Advertisement

「…それより…ハァ…ハァ…どうする?この狀況…全然終わりそうにないよ…」

「ですね…そろそろ…"桜姫姉さんの策"を使ったほうがよろしいのでは…」

「……。何でその事を希里君が知ってるの…」

「今は兄上の魔法でlink中ですよ…皆んなが考えてる事は頭の中で聞こえますよ…"兄上以外は"…」

「そうだったね…しかし、新の戦闘中って何にも考えていないのかなぁ…?」

「さぁ…本人に聞かないと何とも…とりあえず、やってみましょう」

「……分かったわ。だけどかなり危険だよ…?」

「知ってますよ…今はそれどころじゃないんで…ですが、やってみる価値は有ります。」

「…了解」

「桜姫姉さんが傷を負うという事は知っています。ですから、僕が全力で防魔法と即再生魔法で援護します。ですから、どうか、兄上のためにもお願いします。」

そう言って頭を下げてきた。

「……大丈夫よ。最初からやるつもりだったし…それに、新のためだもの。全力で戦うわ。」

「…ありがとうございます‼︎」

「あと、そんなに謙遜しなくていいのよ?従兄弟なんだし。それに未來の姉上かもねぇ〜♪」

「…それは兄上に聞いてみないとわかりませんけど…」

「じゃあ、私の"策"、やってみよっか。希里君、フォローよろしく‼︎」

「承知しました‼︎」

* * *

その頃一方、新,希里,桜姫が化と戦闘している間、徐々に近づく者がいた…

「思っていたよりも遠かったな…そろそろ死神殿も気づいておられるかの…」

男はすでに、新達の通う一學園の屋上の上を走っていた…

「それにしても…あんな大群を作っているとは…」

男の目の先には山の周辺でザワザワとく黒い塊があった…

「間に合うといいが…儂の出番が無くなってしまう…」

* * *

希里,桜姫は、今まさに桜姫の"策"を発しようとしていた

「「ハァア"アア"アーー‼︎」」

の塊が一點に集まった瞬間…

「今よ‼︎行くよ‼︎希里君‼︎」

「了解しました‼︎」

そして、桜姫が希里の方へと走り出し、希里は鬼炎の鎬を化の塊へ向けた

「準備できました‼︎いつでも行けます‼︎」

「オーケー‼︎いくよ‼︎‼︎」

「はい‼︎」

桜姫は、地面を蹴り希里の持つ鬼炎に飛び乗った

「ドリャアア"ア"アァアア"ー‼︎‼︎」

びと共に鬼炎を思いっきり振り、桜姫を化の塊の方へ振り飛ばす

「防魔法『鬼瓦』‼︎強化魔法『鬼』‼︎発‼︎‼︎」

すると、桜姫のの辺りに鬼の顔の様な紋章が刻まれ、手の甲には地で書かれたようなれ墨が描かれた

桜姫は化の塊の中に突っ込んだ

両手に握られた雙剣を左右に構え

伝 『舞桜』‼︎‼︎」

桜の花びらが舞うように優雅に…しく…舞、化の塊を斬り刻んでいく

ゆっくりと降下し、化の塊の8割以上を斬り刻んだ

桜姫が著地した瞬間、タイミングを見計らい鬼炎を構え直していた希里が次の攻撃に出た

「これで終わらせます‼︎鬼神流『鬼雷 斬撃砲』‼︎‼︎」

鬼炎が紅い雷を纏い希里が鬼炎を振った瞬間、殘りの化に向けて斬撃が飛ぶように放たれた

そして、殘りの2割ほどの化が全て斬られた

「ふぅ〜…何とか終わりましたね桜姫姉さん。」

「……。」

あれ?返事が返ってきませんね?

「桜姫姉さん?どうかしましたか?」

「はは…ははは……」

「桜姫姉さん?何故笑って…ッ⁈」

違う。笑ってなどいなかった…

…"泣いていた"……

原因はすぐに分かってしまった…

「…鬼里君……何でだろうね…傷一つないよ…全然痛く無かったよ…」

そう…"傷が無い"のだ…普段だったら良い事だと思うかも知れない…

けど、今は違う…

あの化の塊に突っ込んだにも関わらず傷一つが一つも無いのだ…

まさかと思い自分の腕に鬼炎で傷をれてみる…

「ーッ⁉︎」

"痛く無い"…"傷が付かない"…

すぐに察した…"誰"がこんな事をしたのか、"誰"がこんな魔法を自分達にかけたのか…

「…鬼里君…新が…"新が危ない"よぉ…」

そう…この魔法をかけたのは間違いなく…"兄上"だ

「ッ‼︎急ぎましょう‼︎桜姫姉さん‼︎兄上の元に‼︎‼︎ってアレェエ"エ"‼︎⁇」

桜姫姉さんに呼びかけたはずが、そこに桜姫姉さんが居なかったのだ…見ると、桜姫姉さんは既に何処かに兄上を探しに飛んで行ってしまった…思わず自分らしくない聲を上げてしまった……

「っていうか桜姫姉さん‼︎僕を置いて行かないでくださいよ‼︎‼︎」

* * *

「ハァ…ハァ………ヤ、バイ……マジで…"消滅"するかも……」

息を荒立て…に文字通り"消えない傷"を負い…から"大量の魔力"を吹き出しながら呟き…ふと頭の中に近づく二人がいた…

「は、はは……バレちゃったか……絶対に…怒られるはこりゃ……」

そう言い、新こと死神は地に膝をつきうつ伏せになるように倒れた………

「……ダメコレ……希里…姉さん…皆……すまん…」

そして、俺は意識を失った…

    人が読んでいる<學校一のオタクは死神でした。>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください