《俺の隣の席の人が毎日違うのですが?》金曜日〜咲耶①〜彼の地雷は何処にあるかわからない

金曜、今日は伊藤さん本人が學校に來る日である。だが、今の所話す事がないため晝休みに至るのだが...。外時の弁當食べる時でさえ會話がなく現在図書室に居るのだが。

「なぁ、なんでお前までここにいるんだ?」

「いや、別に大した用ではないのだけれど、し用があってね」

いや、どっちだよ。と言いたいところだがあえて言わないでおこう。

「ところで彼たちから聞いてないのね」

唐突もなくそんなことを呟く伊藤さん。獨り言かと思ったのだが多分これ、俺に言ってるのか?

「あなたに言ってるのよ」

あ、俺でしたか。

「すまん、すまん。図書室だから普通に話せなくて小聲だったから獨り言かと思ってた」

「ふーん、それで彼たちから説明とかされてない訳?又は聞いてないの?」

「なんのことを?」

「勿論、異世界のことよ」

確かにそんなことを言ってたよな。確かリリーが火の魔法が得意とか言ってたっけ。

確かに異世界云々は非常に気になるけど。

「まぁ、聞いてないな」

「聞いてないのは知ってるんだけどね。まぁ、あえて理由は聞かないでおいてあげるわ」

別に話しても問題なかったのだが...

あ、前家行った時気が付いたけど聞けてないことあったんだ。てか凄い疑問に思ったことなんだが

「伊藤さんの両親も、よく四人も住まわせれるな。大丈夫なのか?」

そう聞くと若干辛そうな顔をする伊藤さん。やっべ、地雷踏んだか?

「両親は他界してるの」

はい、地雷踏みぬきました。

學式の2週間前なんだけどね。それで、両親が他界して1週間後に彼たちにあったの。あの時はかなりびっくりしたわよ。今の私がこうしていられるのは彼たちのおかげでもあるの」

「な、なるほどな。そうなるとお金とか大丈夫なのか?」

至極當然な質問なのだが伊藤さんは笑いながら答えてくれた。

「それがね、産がめちゃくちゃあったのよ〜」

「ど、どれくらい?」

「2億ぐらいだったかしら。しかも私しかけ取る人居なくて全額なのよね」

確かにそれなら困ることはないな。

そんなことを考えていた俺とは裏腹に伊藤さんは俺にある提案をしてきた。

「そうそう、今週の日曜なんだけど、暇かしら?」

「あぁ、特にする事もないしな」

そう答えると伊藤さんは明らかにホッと安堵の息を吐く。なんだろうか

「それがその、アリスに料理教えたわよね?出來れば日曜日も教えに來てしいのだけどダメかしら?」

「別にそれくらいなら問題ないぞ?」

「本當良かった。実は昨日ハンバーグの作り方教えてたでしょ?それで今日の弁當に早速ミニハンバーグがってたのよ」

「なるほど。了解」

料理ならいくらでも教えれるからな。次は何を教えようか。アリスは料理上手いからすぐ覚えるだろう。

「そうそう、私のこと今度から呼び捨てで私の構わないわよ?」

「わかったよ、咲耶」

俺は日曜の依頼をけることになった。

こうして金曜日は過ぎていく

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