《俺の隣の席の人が毎日違うのですが?》火曜日〜リリー②〜今度は彼から聞いてみたいと思います

火曜、今日はリリーと言うを知って2度目の火曜日である。

俺は昨日帰ってから改めて彼達の気持ちを考えてみることにしてどれだけ辛かったかを理解できないが一杯理解したいと改めて思えた。そこで俺は殘りのリリー、カレン、アリスから聞いてみようと思った。

「だからいま私は貴方と向かい合って弁當を食べているのね?」

しジト目気味にそう言ってくるリリー。え、リリーって心読めたりするの?

「聲に出てるのよー!」

「あ、そうだったのか」

「貴方のさっきまでのは無意識だったの?」

し頬をヒクヒクしながら聞いてくるリリー。やっべ、しやり過ぎた。ここは素直に謝っておくか。

「だーかーらー、さっきから思ってる事を喋ってるって言ってるのー!」

リリーとはこーゆーやり取りができて楽しいなと今度は心の中だけでちゃんといい、俺はリリーと 話すのだった。

「それで、聞きたいことがあるのよね?」

「あぁ、この世界に來た時どう思っていたかとかそんなとこかな」

そう言うとリリーはし悩む仕草をする。そして、やがておもむろに口を開く。

「確かに、最初ここに來た時はとても怖かったわ。見たことない土地、建そして違う空気、多分私一人でこの世界に來ていたら恐怖で暴れていたわね」

思った通りというかなんというか、苦労したんだよな、やっぱり。

「そんな心配そうな顔しなくていいわよ。今は咲耶も新しく貴方も居るわけだからね。貴方にはとても謝してるわ」

「お、おう、どういたしまして?」

「なんで疑問系なのよ」

そう言って彼は笑いだした。やっぱり、の子っていうのは笑っている顔が一番だと俺は思うんだ。

「所でさ、弁當食べ終わったら國語教えてくれないかしら?」

「ん?それくらいなら別にいいぜ」

「そうか!...ありがとね、結城」

こうして今日は過ぎていく。

    人が読んでいる<俺の隣の席の人が毎日違うのですが?>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください