《僕と彼たちのありきたりなようで、ありきたりではない日常。》プロローグ〜彼の帰還というか青春の始まり〜
3月30日
「よし、荷運び終わり‼︎」
と午前からやっていた引っ越しが終わった。
これから僕は々理由があり一人暮らしを
行う事になった。
そう言えば僕の自己紹介を忘れていましたね。
僕の名前は筧優希かけい ゆうき
この春から近くの私立鷹優おうゆう學院に
転校する事になった高校2年生だよ。
「にしても我ながら変な時期に転校したな〜」
今回、僕が転校してきた理由は
また今度話すとしよう。
僕はとりあえずは飯の準備に取り掛かった。
僕が引っ越してきたのは緒原町という
田舎と都會の中間ぐらいに當てはまる町で、
ショッピングモールや遊べるところがいくつも
あるが緑もかで最近は暮らしたい町の
トップ10にランクインしたらしい。
そしてこの緒原町が有名な理由が鷹優學院である。
全生徒2000を超え、敷地にいくつもの
寮がある、全寮制の學校。
進學率も高いため、県外からも志者が
沢山來る全國屈指のマンモス學校。
実は昔、何年間か僕はこの町で暮らしていた。
その時、仲よかった子がいた気がするが、
顔が思い出せない。
「実はその子が超絶になっていたりして」
・・・あ、あのね、実はあの時から
優希を好きだったの‼︎だから私と付き合って‼︎
流石にそりゃないか。なんせ10年も前だからね。
「そんな都合のいい話はないか・・なんせ僕は」
・・というものに興味がもう無い。
「何せ々あったしな〜」
-全部お前のせいで‼︎
-どう責任とってくれるの‼︎
-筧、お前にはこの學校をやめてもらう
-この、一族の面汚しが‼︎もう顔も見たくないわ‼︎
「ああ〜嫌な思い出を思い出したな・・」
・・とりあえず明日に構えて寢るか。
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